Sunday 17 October 2010

興味と関心

興味と関心というものは果てなく拡がってゆく。
といっても、あることに対しては興味も関心もまったく湧かず、マイナスになることはなくてもゼロ地点から動こうとすらしない。例えば芸能ニュースとか。特に関わりの無い同僚の私生活とか。

興味と関心が果てしなく拡がっていくのが自分自身で感じられるのは、例えばこんなときだ:

まずは、図書館にいるとき。あれもこれも手に取りたくなる。最近気になったあの事項はなんだったっけ、とか思いながら棚の間をうろちょろする。

これが、本屋だと同じようにはいかない。
商業目的で本が陳列されているためかもしれない。
「騙されないぞ」という気にさえなる。

次に、ウィキペディアを見ているとき。新しいページを開くたびに、知らない事項が含まれている。ちょっと待った、これは後で読もう、と思いながらどんどん新しいタブを開く。そのうちに読むべき記事だらけになっている。

これが、テレビだと同じようにはいかない。
商業目的で放映されているのが見えみえだからかもしれない。
「騙されないぞ」と思ってばかりいる。

さらに、人と話しているとき。
これは相手による。
だから、いわゆる「引き出し」の多い人と話すのは本当に面白い。
人と話すことは実際のところ何よりも刺激がある。


こうやって日々気になった事項や人と話して、あるいは自分で読んだり調べたりして得たことはなるべくどこかに書き留めておくことにしている。
しばらく前までは文字にせず頭の中に入れるだけにしていた。
それで大丈夫だと思っていた。
けれど、最近はどうしてもありとあらゆることが頭の中から抜けていくのが分かるようになってきたのである。
だからなるべく残しておくことにした。

今日もいろいろな記事を読んでいたら知らないことがたくさん出てきた。
アメリカの先住民居留地の現状やビールの歴史を今日は少し知った。
世の中知らないことが多すぎる。
そういうのを吸収していきたいんだが、もっともっと時間が欲しい。
掃除とか洗濯とか、「しなきゃいけないこと」の無い日が欲しい。
図書館に通って、人と話して、のんびりものごとを考える時間がほしい。

そう考えると、やっぱり大学はいいよなあ。
絶対必要な時間なんだよなあ。
人は学ぶときに、考える時間が要る。
何かを吸収したら、それが身体に染み渡っていくのをしばらく待っている必要がある。
ぼんやりする時間。
ものを食べるのと同じだ。消化するまでに身体は時間が要る。身体にいきわたるまでに待つ必要がある。

好きなだけ知識を深められて、人と会話して刺激しあう、そういう空間が大学にはあった。


だから、大学生が忙しいのはやっぱりよくないですよね。
早いうちから企業研究なんてやって、本物の「学問」が身につくわけは無いのです。

あ、上に書き忘れたけど、電子辞書もウィキペディアとかと同じ。
ひくのが楽しい。

ところで数週間前に修理に出した電子辞書が明日返ってくる。
わーい。

Monday 11 October 2010

ピカピカ

晴れました!!
ピカピカのお天気。

今日はプールが無料開放日らしいからこれから行くつもり。
それと、窓を開け放して掃除。

こんなときに室内にいるのはもったいないね!!
自転車に乗って、ゴー☆

Sunday 10 October 2010

字幕なしで映画を見る。

今日は雨かと思ったんだけど結局降らなかった。よかった。
11時頃からプール行ってきた。
普段より泳ぐ距離は断然少なかったのになぜか疲れきっていた。
水をかくエネルギーが無くて、きつかった。

こういうのって、食べたものや睡眠時間、その週の活動状況など、さまざまな要素が関連している。
結果的に、今日はエネルギー不足なのである。

Vittorio De Sicaの"Sciuscia"を見た。
タイトルは「しゅーしゃ」と発音する。
shoeshine,つまり靴磨きのことだ。
1946年の映画。白黒。90分。


いつの間にか、イタリア語の映画が字幕なしで見れるようになった。
と言っても、ほとんど内容を理解していないのだが。

それでも、とうてい無理、と思っていた頃からすると大きな進歩だ。
実際のところ、まだまだ「とうてい無理」であることに変わりは無い。理解できていないのだから。
重要なのは辛抱することだと思う。
辛抱してみていると、後半に入ったころからまず疑問が出始める。

前半の、登場人物が出始めたころは、なにがなにやらさっぱり分からないので、疑問すら出ない。
それが後半になると「あれ、この人はあの人?」とか。「なにがどうなったの」とか「さっきのシーンはなんだったの」とか疑問が増える。

最後まで見てみると、だいたいの流れが分かっている。

そんな感じ。ほかの言語だってきっとそうだと思う。
映画はとにかく言葉よりも映像が多くを語るので、視覚からの情報に頼っていれば結構大丈夫なのだ。ラジオの聴き取りとはだいぶ異なる。

というわけでみなさんもなにかチャレンジしてみてはいかがでしょう。
見たことの無い映画を、もともとの音声で、字幕なしで見てみる。
辛抱いるけど、自信をつけることができます。

ありがとうとカルボナーラ

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