Monday 28 November 2016

フットワークが軽い

フットワークの軽い人が好きだ。

土曜日の夜、しばらく会っていなかった昔の友達とチャットしていたら「たとえば明日なんて暇?」というはこびになり、翌日に会うことになった。日曜、はるばるこっちまで来てくれた。ありがたい。

そして日曜の夜、別の友人と話していたら「明日ならあいてる」と言われて会うことになり、今日会った。

2人に共通しているのは、とにかくフットワークが軽いということ。歳をとるにつれてこういう友達は減っていくものかもしれない。が、むしろ友達として残っていくのはこういう人かもしれない。少なくとも私の場合。

会いたい人に「会いたい」と連絡をして、いくつか候補の日を提示された場合、どう返事をするか。

私は一番近い日を選ぶ。なぜなら一番遠い日を選んだとして、その日までに地震とか津波とかの災害が来ちゃったら会えなくなるから。ほかに用事があったとしても優先順位を考えてその友人のほうが大事だったらそっちを優先する。

そして、会いたい人には「会いたい」のビームを出さないといけない。どんどん疎遠になっていくだけだ。それでも合わない人は結局合わないはず。

Monday 21 November 2016

東京に住む意味

きのう。
子どもを預けて3時間だけ1人で友達に会うために外出した。自由に自転車で動き回れる幸せをかみしめる。

仕事には復帰したいが保育園に入るのは「99.9%無理」らしい、とか、
預けたとしてもビルの一室みたいなところに本当にとりあえず「預ける」だけっぽい、とか、
預けたとしても保育料はバカみたいに高い、とか、

そういうことを話していたら
「そうすると、そこまでして東京に住む意味って何だろう、ね」という感想に落ち着いた。

まったくである。

保育園のことはほんの一例にすぎない。
生活費も高いし人もひしめいている。こんなに生きづらくて狭いところにどうしてわざわざ住むのだろう。

ひとつにはやはり、人が多いからこそ、色々な人がいて面白いというのはある。文化的にも、刺激が多い。そしていろいろと便利。

良いところはたくさんある。ただし、子どもを育てるとなったら、このぎゅうぎゅう感は、この子に一体どういう影響を及ぼすのだろう、と考えないわけにはいかない。

そこでまた保育園の問題に戻る。

働き盛りの人間が、働きたいのに、預けることを最初から諦めなければいけないような街に未来は無いと思うのです。保育園を建てることさえ受け入れないような街には。

本気で、ここにいる意味を考えてしまう。

Friday 18 November 2016

The Three Robbers すてきな三にんぐみ

「すてきな三にんぐみ」をご存知でしょうか。
誰でも小さい頃に一度は読んでもらったことがあるのではないかと思う。



きょうのこと。
天気がよかったのできょうも外に出た。(ここ数日の反省を生かして、あまり散歩しすぎないように、こどもを疲れさせないように、と思ってぼちぼちにしておいた。

午前…図書館→公園
午後…友達とお昼   このくらい。


それで、だ。午前中に図書館で何の絵本を借りてあげようかとうろうろしていた。そこで「あ、そういえば英語の本がある」と気づいたので見に行ってみたところ、「すてきな三にんぐみ」がある。英語だと「三人の泥棒」っていうのね、ふーん、と思いながら借りてみた。

正直なところ2ヶ月の子にはストーリーのあるものは退屈だろうと思っていた。
何せ、今のところ最も興味を持っているのが「どんないろがすき」と「カラフル」なのだ。
でも「しろくまちゃんのほっとけーき」も夢中で聞いているからなあと思ってこのThe Three Robbersを借りてみた。

読み聞かせてみると、どうだろう、なんと退屈もせずに喜んで聞いているではないか。しかも「おおー」なんて言ってる。もしかしたら英語の音が好きなのかもしれないと思った。毎日(私が)聞いているラジオ英会話でときどきとても嬉しそうに笑う時がある。特にこの前のDifferent folks, different strokesというフレーズには喜んでいた。

日常生活で英語を使うことはないし、特に英語の塾に通わせる気もない。私が無理して英語で話しかけるなんてこともまずない。そこまでしなくても良いと思っている。

だけど、本はいいかもしれない。英語の本を読んであげること。無理に教育したいわけでもないけど、その音が心地よいのであれば、それはいくらでもインプットとして与えてあげられる。

きょうの新しい発見でした。

Thursday 17 November 2016

散歩しすぎ

なんだかむしょうにワインが飲みたい。そんな空気だ。
と思ったらちょうどきょう、ボジョレー・ヌーヴォーが解禁だという。ボジョレーなのかボージョレなのか。どっちでもいい。いずれにせよ禁酒状態の私には関係のないことなのである。

ところで以前ほどボジョレーボジョレーと騒がなくなったような気がする。そんな気がするだけ?気のせいか?

料理をしながら(具体的にはスパゲティをゆでながら)ワインかビールか飲むのが大好きだったのだが、今はそうはいかない。まあ仕方ない。

きょうのように天気がいいと、家のなかにいるのが勿体ないような気がしてくる。子どもがいると行動範囲は限られるものの、「おさんぽ」をものすごい頻度でやるようになったので歩く距離はもしかしたら子どものいなかったときより多いかもしれない。

きょうは朝早くからやたらと外を歩いた。あまりにあちこち連れ回したせいで、子どもが疲れきってしまった。大人の私でも疲れたのだから当然だ。疲れきった日は、夕方にひどく泣く。いっぽう比較的穏やかに過ごした日は、夕方に泣くことが無い。そういうことが最近分かってきた。小さな身体にはすこしの変化も大きく響く。お出かけもぼちぼちにしないといけない。

Wednesday 16 November 2016

回復しつつある2ヶ月半

日が短い。4時頃には空がすでに「帰らねば」という色になってくる。まだそれほど寒くはないけど気持ちとしてはだんだん暗くなってくる。やっぱり秋のいちばんいい時期というのはそんなに続かない。9月は夏みたいだし11月は冬みたいだし。10月を故郷で満喫できたのは良かったと思う。

最近本を読んでいない。読みたいと思っていたものも、読みかけていたものもたくさんあったはずなのに、気づいたら放置状態である。すべては出産を境に変わった。本を読まなくなったことなんてほんの一例である。もっといろんなことががらりと変わってしまった。ある意味、あれは衝撃なのだ。

出産から2ヶ月半経って、ようやくまともに歩けるようになってきた。骨盤をはじめあちこち歪みはあるものの、だいぶ身体のぎこちなさはとれてきた気がする。その代わりに子どもが重くなってきたので、手首と肩の痛みが増してきている。

それにしても2ヶ月半経ってようやく「治ってきた」と思うなんて、出産というものはなんという衝撃だろう。友達が「交通事故みたいだよ」と言っていたけど、ここまで来て分かる気がする。全治2か月半なんて相当なケガである。そのくらい身体がボロボロになる。というかボロボロにさせられる。嫌でも。病気ではないとは言え、回復には相当な時間を要する。元気で暮らしているつもりの私でもこれだけの月日がかかっている。

ボロボロというのはどういう感じかと言うと、これがうまく説明できない。ただの疲れとは違う。とにかく、骨を含めた身体の奥底から、きしむような感じがする。体中の筋肉が緩みまくっているので、自分で自分を支えることができない。なにせ、これまでの人生で一度も経験したことない状態だったので、出産前までは「体力はあるほうだし」「まあ大丈夫だろう」くらいに軽く構えていた。誰がどう説得しようが、経験したこと無いのだから甘くみてしまうのは避けられなかったのではないかと思う。だからこれから出産する人にも「大変だよ」と言うことはできても、やっぱり実際に経験してみない限りはほんとうの意味で説得はできないと思う。

回復しつつあるのだが、それでもやはり今までのようには動けない。昨日と今日、自転車に乗ってみたものの、これがとてつもなくぎこちない。スポーツは何一つ再開できていない。ようやく歩けるようになってきたぐらいなのだから、スポーツなんてそんなにガシガシできるわけないのだ。もう少し時間がかかりそうな気がする。

Sunday 13 November 2016

74日目のメモ

子育てブログにする気はないと以前書いたものの、子育てに関して書くべきことはめちゃくちゃ多い。日々の気付きや驚きは数えきれないほどある。

うまれて2ヶ月半かー、と思いながら妊娠中に使っていたアプリを開いてみると、今日で生後74日らしい。ものすごい勢いで成長しているが、毎日見ているだけにその変化に気づきにくいのも事実である。

・音というより「声」を出すようになってきた
キャーとかフぃ〜とかいう音は、生後早い時期から出していたのだが、それがだんだん言葉っぽくなってきた。「あー!」という反応が最近ある。話しかけると、もごもごしてはいるが、顔を同時に動かしながら、言葉っぽいものが返ってくる。



・絵本に反応する
友人たち数人と母親から、絵本をもらった。とても簡単な本。色のついた丸や四角の描かれた本とか、松谷みよ子の「いないいないばあ」とか。内容は特にない。いつどのタイミングで読んであげたらいいんだろうなあと思っていた。初めて読んであげたのは11月に入ってから。最近のこと。そしたらウソみたいにびんびん反応している。すんごい嬉しそうだし、色とりどりの丸を見て、興奮して息が早くなる。泣いていても泣き止む。すごいな絵本。もう一冊くらい買ってあげようかと思う。

今読んであげている本
・カラフル
・いないいないばあ
・どんないろがすき
・とびだす絵本 おもちゃばこ
・のりものいろいろかくれんぼ


・自分で寝る
10月いっぱい、かなり頑張って「夜は寝る時間」と思わせるように7〜8時には寝かしつけるようにした。わんわん泣いてそれはそれは大変だった。10月の最初あたりは、寝かしつけるまでに何時間もかかって(というのも、例えば「足りてないかもしれない」と思って飲ませると実は足りていて、ガーッと吐き戻し、着替え、そうしているあいだにおむつの交換…という無限とも思えるループを何度も繰り返すようなことがよくあった)10時ぐらいに「ようやく寝た…」ということもあった。

それがだんだんと、7時以降はベッドに寝かせると、自然と自分で寝るようになった。泣くこともあるけど、ほんの少し「ふにゃふにゃ」と泣く程度なので気にならない。

「すばらしいね」と言っていたのだが、さらに最近ではこれが夜に限らず、午前中少し眠たがっているときに抱きあげずに放っておくと自分で寝るようになった。

寝たいときと、おなかがすいているときは明らかに泣き方も違う。(そもそも時間で分かるけど。)だから単に眠い時は放っておくことにした。少し泣いても、あやす必要はないということが分かった。

今も自分ですやすや眠り始めた。



・睡眠時間が長くなった

夜、私が起きて授乳をする回数が減った。12時〜2時ごろに1回起きればそのあとは6時頃までずっと寝てくれる。ものすごい助かる。夜に関してだけ、3時間おきではなくなった。

一般的に赤ちゃんがどういうものか、ほかに育てたことがないので比べようも無いが、今のところ「眠れずに困る」とか「夜泣きが…」とかいう悩みは無い。

Tuesday 8 November 2016

きょうは一緒に何をしよう

ようやく咳が治り始めた。ここ最近は8時〜9時に寝るようになったので、夜中に起きても十分に睡眠がとれるようになった。

「寝不足できつい」と思う日が、日に日に減ってきている気がする。というのも、夜中に2回起きなければいけないという日が減った。昨日もおとといも、12時〜1時に1回と、その後は朝5時〜6時なので、1回起きれば良い。7~8時間くらい続けて寝る日も遠くないのではという気がしてきた。

2ヶ月ちょいの間に、夜になったら「夜だ」と思わせるようなリズムが作れた。それについては、子どもはもちろんのこと、こちらも恩恵を受けている。

これだけ早く寝ていると朝がきたときの喜びが大きい。朝日が昇り、ラジオ体操をしながら、さてきょうは何をしようか!と考える(そして実際口にする)とワクワクしてくる。

今までだって朝型だったのだから、そんな感じではあったのだが、今はこどもがいる。「きょうは何をしようか」が「きょうはいっしょに何をしようか」になった。一緒に朝日を浴びれるのがこのうえない幸せである。

Saturday 5 November 2016

冬がはじまるよ

ここ数日風邪気味である。
着込んで、早い時間に寝るようにして治そうと努力しているがすっきりとは治っていない。それでも例年ほど悪化していないのは、仕事に行っていないおかげだろう。話す頻度も圧倒的に少ないのでのどを酷使することもない。

冬用の服が必要になってきた。先月まで半袖を着ていたというのに。
冬服って実はしっかりしたフリースとカシミヤが1つあればほかにあんまり必要ない。だけど毎年なんとなく買い足したくなってしまうので困ったものだ。冬服は夏服と違って、1つ買うと「モノ」としてだいぶスペースをとってしまう。その上、値段も高め。

それでも今週末、なんとなくユニクロのカシミヤを手に取ってみたいなあと思っている私。

カシミヤはとにかくいい。あったかさが全然違う。だからといって暑いってこともない。11月ごろにもじゅうぶん着られる。汗をかくということもない。数年前に買ったユニクロのグレーのカシミヤは酷使といっていいほどよく着ていて、去年なんてもはや普通の洗濯機で洗っていた。ほかのメーカーのカシミヤは高すぎて、そんなに手荒い使い方はできない。手荒いのがダメなだけに手洗いしなくちゃ、なんちゃって。

きょうはのどの痛みは無いものの咳が出始めた。うーん。

Thursday 3 November 2016

別の街

東京に戻ってきて約一週間。
人が多いことにうんざりしていたが、逆に、人の絶対数が多いおかげで色々な人と接することができている。

子どもを連れているととにかく色々な人に話しかけられる。
そうしているうちにこっちも人に話しかけることへの抵抗がなくなってくる。

不思議なものだ。会話と笑顔が自然とうまれる。

先日は道路工事のおじさんと天気について話していたとき、ふと手元のベビーカーを見ると小学生の男の子が2人、ベビーカーを囲んでいる。
「ねえなんで」「なんで泣いてるの」と聞いてきたので、疲れていておなかがすいているからだよと教えてあげたら「ふーん」と言って、「かわいい」と言いながらほっぺたを撫でていた。そして「さようなら」と丁寧に挨拶をして去って行った。

きのうは不思議系?の若い男性に「チベットの僧侶に似ている」と言われて笑った。

コンビニのレジのおばさんが「あらお人形さんみたい」と言った。
警察官のおじさんが「ほう〜。何ヶ月?」と言いながらのぞき込んできた。

これらのきっかけを作り出してくれる赤ちゃんってすごい。
東京が、この子を産む前とはもはや別の街に見えてきた。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...