Sunday 19 June 2022

6月18日 土曜日

 今年初めての冷やし中華。

土曜。

来週行われる、保育園の運動会。小学校の体育館を借りて行われる予定になっている。園庭で行うことができればよかったのだが、園の説明では「騒音に対する近所からの苦情」のため、やむを得ず離れた小学校で行うことになったそうだ。なんという世の中だろう、と思う。子どもが声を上げられない世界なんて。少子化?あたりまえじゃん?

時間もあったので自分の予習も兼ねて、自転車の後ろに子を乗せて場所を確認しに行ってみた。思ったより行きにくく、途中で迷って同じ場所をぐるぐる回る羽目に。なんとかたどり着いて確認。残念ながら中には入れない。保育園ではすでに先生たちが小学校の体育館で撮影した動画を子供達に見せて説明している。なんというご苦労なことだろう…。

図書館に行き、予約していた本を借りる。スターウォーズのキャラクター辞典が面白かったので2回目の予約をしたところだった。あとはおばけずかん。公園のベンチでしばらく読む。

昼に、遠いほうのレストランに行った。行くつもりはなかったがふと自転車の後ろに乗っていて子が思い出したようで、きょうに限って、そこに行くという。4月以来だと思う。まあ、いっかと思って行ったら、なんと順番待ちの人たちのなかに保育園の友達が!びっくりした。

そこで今年初めての冷やし中華を食べたというわけです。家でもこのくらい美味しく作れるようになろう、と毎年夏思うのだがどうも面倒さが先立ってしまう。そして4月に比べて10〜20%くらい値段が上がっている。ああ、どこもかしこも。なんでもかんでも。たとえば去年の今頃デザートセットは1600~1700円だったのがきのうは2000円。嘆くしかない。給料は上がっていません。

食べたあとしばらく、そのばったり出会ったクラスメイトと遊んでいた。ほんとによく駆け回っていて、やっぱりこどもはこどもと遊ぶのが一番だなあとしみじみ思った。

夕方、本を読もうと思ってソファに横になったらそのまま眠ってしまった。睡眠不足だ。私にしては珍しい。

4時過ぎに起きて、3人でプールに行った。気持ちがよかった。子はいっこうに水に顔をつけようとしない。

Friday 17 June 2022

初夏の夕方

初夏の夕方。暑くもなく寒くもなく。ふと外を見ると空がピンク色になっていた。 


そしてすぐに暗くなった。

夕飯はアマトリチャーナ。おいしかった。子と競って食べた。

初夏が好きだ。故郷にいると初夏らしさがもっとあふれているはずだ、と思う。東京ではそれがだいぶ薄い。湿度が上がるくらいで、自然が見えてこない。しかしそれはそれとして私にとっての「東京の初夏」として身についている。

きのうから子が「アイムソーリー ヒゲソーリー♪」と歌っている。何十年経っても子供のあいだで流行ることばは同じなのだなと思って聞いているとそのあとに「すがソーリー」と加わって、おっ、と思った。そしてどうも発音が英語っぽいのが興味深い。

Tuesday 14 June 2022

イタリア的助言が欲しくて

 きのう仕事で問題が起きた。家でイタリア人に話をすると「で…大したことではないんじゃ?」と言われた。

この一言で私はどれだけ救われているだろう。もしかしたら「私は真剣に話しているのにそんな言い方はないでしょう」と思う人もいるかもしれない。だが私は「そっか」と思う。仕事に限らず、なにかできごとやものごとに対処するときに「イタリアだったらどうだろう」と頭のどこかではいつも思っている。そしてイタリア的な助言が欲しくてイタリア人にきく。その出来事がイタリア的に見てもありえないことであれば「やっぱりひどい」と思うし、大したことないと心の中で思っているときは「やっぱり大したことない」と思う。

もちろん、日本人でも同じようなことはあるだろう。つまり客観的な見方が欲しくて利害関係のない人に意見を求めるということ。ただイタリアはさらに客観的だ。「なるほどそう考えるのか」と思う。私がイタリアをいくらか知っているからというのもある。もちろん「わかってないな」と思うこともあるが。

この差、この違いが楽しい。少なくとも私にとっては。

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ようやくスーパーでケールを見かけるようになった。今年は例年に比べて少ない気がする。硬くてゴワゴワしていても、千切りして食べると美味しいです。自分の庭でいつか育てられたらいいなと思う。庭、ないけど。庭がほしいなあ、庭。自分で野菜を育てたい。



Sunday 12 June 2022

リアルに思い出した子の赤ちゃん時代

 友人から連絡が来て、会いに行くことになった。8ヶ月の子がいる。「赤ちゃんざかり」でそれはそれはかわいかった。あったかくて、やわらかくて、軽い。永遠に抱っこしていられるとさえ思う。20kgある自分の子に比べると、本当に軽く感じる。

「週末は夫が不在でワンオペ」らしい。昼を食べてから、家におじゃますることになった。こどもが自由に動き回るにはやはり家がいいだろうから。ハイハイはまだしない。片手でずり這いするような感じ。だけど自由にどこにでも動き回る。何にでも興味があって、家の隅々まで行っていろいろなものを触っている。振り返ってニコーっとする。ああ、赤ちゃんだ。かわいい。

そうしているうちに思い出してきた。この赤ちゃんの時期がいかに大変だったかを。動き回る子を見つめて、「さて、どうする」と思うわけだ。絶望する。一日中家にいるわけにもいかない。かと言って放っておくわけでもないので5秒でも目を離すことができない。話そうにも、会話ができるわけでもない。誰か、助けてくれ、と思う。手あたり次第友人に連絡してみる。週末に限らず、会う人と予定を決めておく。特に昼食。そうでもないとやってられない。ああ、ありありと思い出してきた。自分がご飯を食べている間に抱っこしておいてくれる人を見つけるため。トイレ行っている間にみてくれている人を見つけるため。そして何よりも、話し相手になってくれる人を見つけるため。私の、話し相手。8ヶ月ともなるとだいぶ身体も丈夫になってきているのであちこち連れ回ることもできる。だから朝から夕方までずっと外出していることも多かった。人の手が欲しかった。思い切って飛行機に乗せて実家に帰ったことが何度あっただろう。あのころ。用もないのに職場に何度も連れて行った。仕事に戻りたかった。でも保育園は見つかりそうになかった。今思うと、それはもう充実した日々だった。8ヶ月なんてもう最高にかわいいのだから。
だけど、たとえばPCの画面を見る(本当に、少し、見るだけの)時間とか、本を読む時間とか、そういうものはまったくと言っていいほど取れなかった。起きていれば早く寝てくれと思うし、寝ていれば早く起きた顔が見たいとも思う。これはもう、本当に(こういう言い方は良く無いと思うけど)経験した人にしかわからないと思う。そして数ヶ月後、1歳の誕生日がきて、一緒に歩んだ日々を振り返り、あふれる涙。

(赤ちゃんはかわいいけど、他人の赤ちゃんを抱っこするので十分だ…。)

そこらじゅうを這い回り、なんでも口に入れる赤ちゃんを見ながらそう思った。あの時期に戻りたいか?答えはNOだ。かけがえのない日々だったが、過去は過去だ。かけがえがないのは、いま、目の前にいる我が子なのだ。

Thursday 9 June 2022

ざくざくおぼろどうふ

最近ハマっているもの。 

おぼろ豆腐にいろいろのせて夕飯に食べること。(昨夜の写真↑)

栗原はるみさんのインスタをよく見ているのだが「冷蔵庫にあるものなんでものせた豆腐」が時々出てくる。名前は「ごちそう豆腐」だったか。

ぬか漬けを千切りして豆腐にかけ、胡麻油と醤油で食べるのは時々やっていたが、もっといろいろかけてみようと思った。

初夏はとにかく豆腐が美味しい季節だ。食事制限も含めて似たようなのをやってみようと思い、スーパーに行ったところ、98円で「味の濃いおぼろ豆腐」を見つけた。300g。大きい。ためしに、その時に安かったしらすも買い、ネギ(めったに買わない)も買ってみた。ぬか漬けを千切りにして、ざくざくとのせてみたところ

…これはおいしい!!

ゆずごしょうとしょうがものせています。その数日後に「あ、かつおぶし!」と思いついて買った。さらにおいしい。

しょっちゅう「なにをのせるとおいしいかなー」と考えている。さっきふと遠山顕さんのブログを読んで「あ、シソ!」と思いついた。いっそのこと花屋で苗を買って家に植えてしまったほうが良い。

ざくざくおぼろ豆腐。これだけで立派に一食完結する。

Friday 3 June 2022

朝の習慣とこどもメモ

6月になってしまった。早い。

いろいろな変化があったと思う。が、案の定、記録していない思考は消える。できごとや事実は覚えているがその時何を考えていたかというのはもはや残っていない。「忙しかった」「あっという間に過ぎた」に尽きてしまう。

相変わらずwordleを毎日やっている。今日のはこんな感じで、爽快感がありました。 

かれこれ66回も続いているらしい。画面下にあるspelling beeも、流れでやることになって最近ハマっている。朝の習慣がもう一つ増えた。Duolingo, Wordle, Spelling Beeの3つ。これが楽しみで毎朝早く起きる。

最近Spelling Beeにほんの数個単語を入れただけで「はいクリア〜」モードになってしまうのはなぜだろう。やはりそれはsubscribeしていないからだろうか?単語を作るだけではなくて、その場にある7文字全部を使って一つの語を作るパングラムにはまっていて、わからないときはその一語を一日中考えている。

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こどもメモ。

6月2日、きのうは子が4時半に起きた。日の出とともに起きた。この季節が来てしまったか、という感じがする。しかし昨年までと違うのは、4時半であっても1人で遊ぶ、ということだ。こちらは寝ていて、あちらはレゴがかちゃかちゃ音を立てている。5時すぎに「もうあさですよ〜」と起こしに来てくれたが、いや、まだまだ早いよ…。我々は寝続けた。それにしても疲れないのだろうか。保育園に出かける9時ごろにはもうすでに5時間近くが経過していることになる。

相変わらずレゴが好きだ。レゴ生活が始まってもう1年以上になる。好きなものは消防士から警察、ゴーストバスターズ、西部劇(具体的には「夕日のガンマン」。)、ジュラシックパーク、スターウォーズ、と移行してきたがその間、並行してレゴはずっと好きだ。ここ数ヶ月はスターウォーズとレゴの組み合わせがだいぶヒットしている。スターウォーズはちゃんと映画も見ているのでストーリーもよくわかっている。日本語吹き替えの映画が見つからなくてもイタリア語で全編見られるあたりがすごい。我が子ながら、そのバイリンガルぶりに感心してしまう。選べるってすごいな。どちらの言語にしても負担はあまり変わらないように見える。

夏になっても相変わらずユニクロの黒いレギンスを履きたがる。特に赤いTシャツとの組み合わせがかっこいいらしい。暑くても関係ないらしい。保育園のある日は「かっこいい」しかダメだという。「かわいい」がゆるされるのは土日だけ。というわけで昨年私が作った麻のズボンは土日用と認定されてしまった。黒のズボンがかっこいい、というこのセンスはどこから来ているのだろう。実際、私もズボンといえば黒だし黒さえあれば困ることはないと思うがそれを教えこんだことはない。

とりあえずひらがなが全部読めるようになった。冬休みから毎日少しずつくもんのドリルをやり続けた。根気強く毎日やったらひらがなだけで三冊を終えることができ、それにともなって読むことができるようになった。あれだけ心配したひらがなの読みだが、なんとかできるようになってよかった。まだ書けない。なぞるのはできるが自信を持ってかけない。失敗してしまうから、と言う。手を添えてあげながら少しずつ書いている。この人のスピードは、こう、ということなのだなと思いながら見ている。毎日私も相当イライラしているが、鉛筆を持とうとするだけですでに上出来だと思うようにしている。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...