Thursday, 14 August 2025

海に行った

肌の話の次は、海です。

月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。というのも信用ならないから。翌日の朝8時ごろまでに起きてくるとは思えない。

正直なところ、こうやって「海に行こう」と言う自分に驚いている。これはここ数年における変化ではないだろうか。なぜかというと毎回「海か…」と、むしろ渋々ついて行く感じだったのだ。それが「行きたい」と思えている。なんとなく「海に行かないと夏休みな感じがしない」と思っている自分を、正直なところ認めざるをえない。なんということだろう。

一年前、海についてどう思っていたのだろうと思ってブログを見てみた。うまいこといろいろ書いているけど、やっぱり気は進まないし日焼けを怖がっている。


去年と同じくぺスカーラに行った。車で1時間近く。観光地ではない。混んでもいない。アジア系は私だけ。水がすごくきれいなわけではない。太陽は強烈。

正直に言おう:

行ってよかった。楽しかった。

ぺスカーラの様子も、周りのあらゆる条件も昨年と変わっていないけど自分は変わっている。この海に行くのは5回目ぐらい。ようやく苦に感じなくなってきたということか。

パラソルの装飾?が、すずらんテープみたいなやつでできていて、当然、はげ、落ちまくる。落ちたすずらんテープ、つまりプラスチックは砂のなかに混じり、海に入る。これだけプラスチック減らすとか大騒ぎしているのにこういうのは認めるのか?

長い時間水の中にいた。深さも冷たさもちょうどよかった。海のなかにいるといろんなことがどうでもよくなった。水平線を眺めて、これは地中海?アドリア海?と思った。月並みだけど、この先には何があるかな、と思った。

ここにいる人たちはおそらく9割以上がイタリア人。生後、一体何ヶ月だろう、というくらいの、小さい赤ちゃんもいれば、老人もいる。みんなこんがり焼けていて、肌が白いと逆に目立つ。

パラソルの下に戻って本を読み始めたらものすごーく気持ちのよい風が吹いてきて、いつのまにか寝ていた。どのくらい寝てたのだろう。気づいたらひざより下に日差しが当たっていた。

5時ぐらいにピッツァを少し食べた。昼は食べていなかった。


でいう「海の家」みたいなのが陣地(?)ごとに海岸に並んでいる。パラソルとlettinoという、寝そべることのできる椅子が用意されている。きのうは海に近いほうで35ユーロで借りた。朝早く行けば選べる場所がもっとあったはず。ピッツァは2切れで5ユーロ。

帰り道、車のなかで感じる日差しも風も気持ちよかった。いろんなことがどうでもよくなった。少しくらい焼けるのも、勲章みたいなものかなと思った。夏を楽しんだ証。


に帰ったら、それほど焼けていなかった。首から胸にかけては赤いけど、何年か前のように肩から背中にかけて肌がヒリヒリして困ることもなかった。日焼けしないために必死になるより、いっそ水のなかにいる時間が長いほうがいいのかもしれない。だんだん慣れてきたのだろう。

スーパーに寄って、家に帰って、ビールを飲んで、チキンとかサラダとかいろんなものを食べた。とてもおいしかった。

また海に行きたいかと言われると、今年はもういいです。次に行きたいと思えるときまで。

海に行った

肌の話の次は、海です。 月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。と...