Thursday 31 March 2016

2日連続でとんかつ

おとといかつ重を食べた話は書いた。
そしてなんと昨日もまた、昼にとんかつを食べた。
有名店のとんかつ定食。ランチ880円。

2日連続の肉の揚げ物が身体に良いわけはない。
昼を食べ終わって満足して歩いていたら、20分ぐらい経ってお腹の調子がおかしくなってきた。しかも胃の辺りが音をたてている。
ああ食べるべきではなかった、と思った。
けどもう遅い。

おかげで午後中ずっと横になってうなり続ける羽目になった。
やろうと思っていたことも当然できず。
悲惨だ。

冷静になって今振り返ると、まさに昨日は「ふらっ」と立ち寄ったのだった。
歩き回ってとてもお腹がすいていたし、なんでも食べられそうな気がした。
以前から同僚は「あの店のとんかつは有名ですからぜひ」とすすめられていたのもある。
これ以上無い良いタイミングだと思った。

感想を述べると、たとえ弁当であれ、前日に食べた今半のかつ重には敵わなかった。
いたって普通のとんかつだと思った。
隣のサラリーマンが食べていたものがずいぶん厚みがあったように見えたがあれはきっと違う種類のとんかつを頼んでいたのだろう。そう信じておくことにする。

ただ、店にこだわりがあるのはすぐに分かった。山盛りのキャベツには特製の手作りドレッシングがついてくる。さらにとんかつ用のソースも、おそらく手作りだ。付け合わせの漬け物もとても美味しかった。あれもおそらく手作り。
みそ汁はなめこのみそ汁。それと、卵がといてあったような?
皿が並んだ図が美しい。
1つ1つに細やかさと丁寧さを感じた。
店は満員で、店員さんがさわやかに、くるくるてきぱきと仕事をしている。
なるほど名店と言われるわけだ。

だけどごめんなさい、お腹壊しちゃった…。
お店のせいじゃないです、2日連続で胃をいじめた私のせいです。
ベッドでうなりながらI have only myself to blame.というフレーズが何度も脳裏を横切った。
しばらく揚げ物は食べない。肉も控えることにする。

朝から食べられたものは
・お白湯とチアシード
・バナナ
・ぶどう
・抹茶の蒸しパン
・梅昆布茶

だけ。
街を歩くと美味しそうなものであふれかえっているというのに、どれも食べられない。
こうして見ると、油を使わない食事というものがいかに限られているかが分かる。
つらい…。

さっき梅昆布茶飲んだだけなのにもうお腹がぐるぐる言っている。
午後からプールに行こうと思っていたがお腹を冷やすのは避けたほうがいいようなので、きょうは大人しくしておこう。

Wednesday 30 March 2016

桜はまだかな

ようやく暖かくなってきた。根っこだけ水につけておいた豆苗からどんどん芽が出てきて育っている。3つあるけど、最初につけたものはもう既に食べられそうなくらいに育った。でもまだ冷蔵庫にもう一つ買ったばかりのものがあるから、そっちを先に食べないといけない。

暖かくなってきたとは言え、コートをクリーニングに出すのはまだ早い気がする。まだ油断ならない。カシミヤのセーターは、昨日洗ってみた。これなら家でも洗えるのでこのあとまた着たとしても、また洗えばいい。

この冬に使った服はほんの2、3パターンのみで、あとはずっと、そこにあるだけだった。季節が代わるので少し整理をしてみても良いかもしれない。本当に必要なものは、実はほんの少しなのだ。ものを持ちすぎると身体が重くなる。

25日に仕事に行ってから今日までずっと春休みである。明日も休む。4月1日は行く。普段あれだけ文句を行っていても、しばらく遠ざかると少し寂しい気もする。ただ、4月から切り替えて頑張るためにはこれくらいの休みは必要。

昨日は人形町に行った。お昼は家に帰って食べようと思ったら「今半」と書かれた看板が目に入った。美味しそうなお惣菜がたくさん並んでいる。これを買って家で食べようかと思いつつ、中に入るとお弁当も売ってある。よし、お惣菜と言わずお弁当を買って家で食べよう、と思った。それからぜいたくに「やまと豚のカツ煮弁当」を買った。ふと、近くに桜並木とベンチがあったのを思い出し、弁当を買ってそこまで戻ることにした。桜は咲きかけていて、咲いたものから散り始めていた。道行く人々が「半分は咲いたかしらねえ」などと話しながら行く。

3月末から4月の始めにかけて、この国の人々はいつもより頭を上げて歩くようになる。

Tuesday 29 March 2016

壊れたカメラを直すかどうか

ニューヨークに旅行してからもう1年になる。3月末、4月だというのに、寒かったなああの旅は。でもメトロポリタン美術館はもう一度行きたいと時々思う。
2年前の春はフィリピンに行った。
そして今年は大人しく東京にいる。
帰国して成田から都心に向かうバスの中から満開の桜が見える、というのが毎年のことだったのだが、今年はそうではない。「桜まだかなあ」と毎日眺めて開花を待つ日々だ。

さて、カメラの話。

1年前に行ったニューヨークで、突然カメラの調子がおかしくなった。電源を入れるとレンズの中から「ガー」という音と振動がする。持ち運びが雑だったのだと思う。

一年間放置していたのだが、先日ついに修理センターへ持っていった。見積もりの電話が来ますから、と言われた。

それから一週間ほどして留守電があった。見積額はなんと…

3万3000円。

だいたい予想はしていたのだが、やっぱり高い。3万もあれば、性能は劣るが新しいカメラが買える。そもそもその一眼レフはあまりにも重くて持ち歩くかどうかを毎回迷っていた。そして今まで(5年くらい前)に2回くらい修理に出したことがある。これらの修理にかかったお金と今回の3万3千円を合わせると、きっと8~10万円になる。

考えた末、やっぱり修理せずに引き取ることにした。残念だが仕方ない。

ほかのオプションとしては、壊れているのがレンズだけの場合はレンズを買い替えるということもできる。そうするほうが賢いかもしれない。

靴下、服から電化製品に至るまで、持ち物はたいてい、修理をしてずっと使いたいと思っている。質が悪いわけではないので。しかしこうやって「修理するより新しいのを買ったほうがマシ」という場合がたまにあり、その度にがっくりする。仕方ないとは思うのだが。

地球に優しくないよね、これって。

Monday 28 March 2016

コリン・ジョイスの新刊 "Now How to Japan"

ついに出た。
イギリス人ジャーナリスト、コリン・ジョイスの最新刊。
しばらく前に新刊が出ましたという案内をNewsweekのウェブサイトで見た。
しかし日本語版。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4548.php

日本語版が出版されて英語版が存在しないのだろうか、と不思議に思った。
なぜなら彼はまず英語で書いているはずだから。

彼の英語が読みたいなあと思って時々検索をする。
そしたら今朝見つけた。

http://www.amazon.co.jp/Now-Japan%E2%80%95Fresh-Discoveries-Further-Reflections/dp/4908655014/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1459121912&sr=1-1

まだ発売されていないらしい。Can't wait...

10年以上前、私はイギリスに一年近く滞在していた。それ以来一度も帰っていないが、イギリスが好きだ。それまでアメリカかぶれだった私の価値観を一気にひっくり返した国。

アメリカ人のコラムももちろん面白いのだが、コリン・ジョイスの視点が私は好きで、この皮肉でいっぱいの英語がとても心地よい。当然ながら日本語で読むよりも英語で読んだほうが面白い。

イギリス行きたいなあ。
物価は高いし天気は悪いし食べ物は美味しくないんだけど、あの誇り高き、かつ英国のことが好きなのに決して好きと公言しない、素直になれない、愛すべき英国人たちの島。

Sunday 20 March 2016

豆苗の存在感

豆苗というものを食べてみた。
先日、知人と話していたら「豆苗をサラダにして食べた」ということを聞いて、そうだなあそういえばそういう野菜あったなあと思った。
嫌いでもない、好きでもない。
なぜかというと食べたことないから。たぶん。

なぜ「たぶん」なのかというと、それくらい存在感無いから。
あるのかないのか気にならないくらい。
三十数年も生きているのに豆苗の存在を気にしたことがなかった。

この世における、豆苗の存在を。

こんなこと言っては失礼だけど、人間でもそういう人っていますよね。
特に嫌いでも好きでもなくて、忘れたいわけじゃないんだけど、特に存在を気にする必要のない人。

名前もなんだか弱い感じがするし。
「とうみょう」って。その響き。
漢字も「豆の苗」ですから。大して特別な感じもしない。

ところがどっこい、これめちゃくちゃ美味しかった。
加えて、何が良いかって、手軽ということ。
レタス類はとっても好きなんだけどわざわざちぎって水を切るのがめんどくさい。
しかし豆苗は「ぱつん」と切るだけ。

しかも切ったあとの根っこは水につけておけばまた伸びるらしい。

さらに、とっても栄養価が高いのだとか。
ほうれん草にも負けてない、みたいなことを読んだ。

さらにさらに、安い。
ボウルいっぱいのサラダが100円前後でできる。

控え目に言っても、いいことだらけである。

きょうは、残っていたコーンも混ぜて、オリーブオイル、レモン塩、リンゴ酢で和えた。
とても気に入ってしまった。今後もしょっちゅう作るだろう。

存在感無いなんて言ってごめんね豆苗。
というわけでみなさんもぜひ食べてみて下さい、豆苗。

Sunday 13 March 2016

花々しく、1年の終わり

一週間前のことだけど、お花をもらった。
今はいくつか枯れてしまって取り除いたものもあるので、少し寂しくはなったが、今なお生活に「華」を与えてくれている。
花をもらうのは、この季節が多い。

一年の終わり、つまり3月は不思議と嬉しい気持ちでいっぱいになる。
単純に、一年が終わったという喜び、だけではない。
「いろいろあったけど全部許せてしまう」ような、やさしい気持ちになる。
エルガーの「威風堂々」が流れてきそうな、堂々とした誇らしい気持ちにもなる。
同時に、寒い冬が終わって、長いトンネルからようやく抜け出した感じ。
12月のfestiveな気分とはまったく違う感じ。

ここ数日寒い日が続いているけど、来週からは、今度こそ本当に春になるらしい。
今年は花粉症のひどい症状がそれほど出ていない。
もしかしたら体質が変わったのかもしれない。
このまま4月までいけるのではないかと期待している。

Friday 4 March 2016

春にパンケーキ

ふと思い立ってパンケーキを焼いてみた。

今朝は少し時間があったのと、天気がよくて気分が良かったのもあり、ベッドのなかで「よし、パンケーキだ」と思った。
こう書くとしょっちゅう作っているかのようだが、最後に作ったのはいつだったか覚えてさえいない。5年以上前だということは確か。

卵と、小麦粉と、牛乳を適当にあわせた。
何グラムだったのか、わからないけど、それっぽくなるくらいの分量にした。

5年以上前に、スウェーデン人の友達からパンケーキを作ってもらったことがある。
分量は適当。薄くて、バターがたくさん入っていた。
できあがると、ジャムと、バニラ・アイスクリームをのせて、くるくると巻いて、ナイフで切って食べた。

あれが美味しかったので、今朝も少し似たような感じで作った。
アイスクリームは無かったけど。

晴れて、暖かいというだけで、こんなにも気分が良くなる。
いろんなことをやってみたくなる。
幸い、今のところそれほど花粉の影響は無い。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...