Wednesday 31 December 2014

インフルエンザ

29日に38度の熱が出た。
26日から29日まで泊まりがけの仕事で新潟へ行っていた。
そこでインフルエンザにかかった人々に接触することが多かったのだが、その間に感染したに違いない。
30日朝には熱が下がった。29日昼からひたすら寝たおかげだと思う。
食欲は無くならなかった。

30日午前中だけ開いているという病院がいくつかあったので、以前行って先生の印象がとても良かった病院に行ってみた。
「もう熱が36度まで下がってるから検査はしなくてもいいんだけどねえ…」と言いながら先生自ら検査をしてくれた。

インフルエンザA型。

すっかり元気なのだが、人との接触は避けるように言われたのでその日の予定はキャンセルした。
その医師曰く「ヨーロッパなんかでは、インフルエンザっていうのは、とにかくよく寝て休めって言われるだけだからね。日本みたいに薬あげたりなんかしないんだよね。」
確かに。

10日ぐらい前にも一度熱を出していたので、そもそも弱ってはいたし、睡眠不足と栄養不足も重なっていた。
そもそも熱が出ることはあまり無いのだが、熱の出た経験を思い出してみると、すべて年末である。
その年に背負った全ての疲れを解消できていない場合こうなるのだろう。どんなに頑張ろうとしたって身体には限界があり、いつかは滅びるのだ。

Saturday 20 December 2014

デロンギの電気ケトル

身体がぞくぞくする。
節々が痛い気がする。
風邪をひいたようだ。

昨日はなんと10時まで仕事だった。(夜です、夜。)
途中で帰れなかったのかというと、帰ろうと思えば帰れた。
ただ、これを済まさないと職場全体が月曜を迎えられないという大規模かつ重要な作業だったため、同じ部屋に午後2時から同僚8,9名とこもった。
10時まで。
部屋が乾燥していたせいかどんどん喉が痛くなってきた。
マスクをして帰った。

同僚の8割は男性である。
同じ体力で着いていくのは到底無理だとは思うが、つべこべ言わずに働いている。
こういう場面に限って「女」を出す人もいるが、同じ女として、見ていて気持ち良くはない。

今朝は、喉もどうってことないと思ったので、雨の降る中、お昼を食べに外へ出かけた。
クリスマス前の土日だから人が多いのは覚悟していたが、新宿は「パねぇ」混みようだった。
最近は出かける前に、やることリストを作っていくようにしている。
無駄なことをしないようにという目的もあるが、ただ単純に、何をすべきだったか忘れてしまう場合が多いからだ。

きょうの大きな収穫はこれ:

それこそ、無くても暮らせるのだが、あると便利な電気ケトル。イギリスにいたときに、各キッチンに必ずあった。
tea drinkerにとっては必需品である。

うちには、上京したときから愛用している小さなやかんがある。
毎朝それを使ってお湯を沸かしている。
特にそれで問題は無かったのだが、ついに取っ手の部分が片方外れてしまった。
熱で溶けたのだろうか。
いずれにせよ、使えなくは無いのでまだ使っている。

が、この寒さでは1回に沸かすお湯の量では足りない場合が出てきた。
もういっそのこと買ってはどうだろうかと思って、思い切ったわけだ。
本当は赤いのが欲しかった。
好きな種類の赤だったというのもある。
しかしながら赤は1リットル用のみだった。
あまりにも大きすぎるのでこれにした。
うちの場合はこの色が合うだろうと思った。
(オレンジにしようかとも思ったが、なんだか飛びぬけている感じがした。)
持って帰って置いてみたら周りと調和した。

ちなみにティファールにしようかとも思った。
値段もデロンギの半分ぐらいで済む。
ただ、機能があまり変わらない場合、重視するのは何か。

もちろん「デザイン」である。
毎日使うものともなればなおさらだ。

早速お湯を沸かしてカモミール茶を飲んでいる。
冬を乗り切るためにはお金と手間が要るが、快適さを求め、手に入れるのは同時に楽しくもある。

Wednesday 17 December 2014

プラネタリウム

何かしら書かなければ。
時間があるのなら。
書かなくても生きてゆけるし、ものを書かないからといって何も考えていないわけではない。
けれど、書く作業は頭の中を整理してくれるし、より考えるようになる。
いや、自分の心の中を俯瞰するようになる。
今何を考えているのか。
ほかの部分を取り去ってそれだけを自分に問う。

で、今考えているのは宇宙のことです。

昨日プラネタリウムに行って来た。
2年ぶり。
天体のことがちっとも分かっていない私でも、楽しめる。
地球から離れて、銀河を飛び出して、ずーっと遠くまで行くのが面白かった。
そんなことが絶対できる訳は無いし、人類が存在する間にだってそれは多分不可能らしいから、結局、仮想空間を見たことになる。

星座の並びというものは地球から見た場合のみ成り立つ。
あれらの星たちは2次元ではないのだ。
だから地球を飛び出したら、全然違う形になる。
ということに昨日気づいた。

それと、昨日学んだこともう1つ。
北極星というのは動かないわけではない、らしい。
つまりいつも自転軸にあるわけではない。
5000年前は、別の星が今の北極星の位置にあったという。
それを「歳差運動」という。

毎日、絶対、何か学ぶことがある。

話のスケールが大きすぎるのだが、実際自分たちがその中にいるんだから、やっぱり面白いと思わずにはいられない。

昨年のラジオ英会話6月号が1冊まるごと宇宙の話題だったことがあった。
それを思い出してテキストを引っ張りだしてぱらぱらと眺めた。

何千年も前の人間が、星を線で結んだものに名前をつけた。
大航海時代、船乗りの手がかりは星と月と太陽の動きだった。
清少納言は「星は、すばる」と書いた。

人類はは星を眺めてきたのだなあ、としみじみする。
イルミネーションなんてものに浮かれてないで、夜空を守らないと、人類に未来は無い。
ほんとうの意味での未来。

Tuesday 16 December 2014

ココナッツオイル

私はセレブにあこがれるタイプなどではない。
たとえばどこかのモデルがテレビで話題にしていたからと言ってやたらグリーンスムージーを飲むようなタイプではない。
モデルはスムージー飲まなくったって細くてきれいで、ブスはスムージーどんだけ飲んだって変わらないと思う。

しかしながら。


ココナッツオイルが家にある。
こういうやつ。
毎日使っている。
というか口にしている。

どこかのモデルを真似したわけではない。
うちにこの瓶がたどり着いた経緯について書く。

話題になっているなあとは思っていたが自分で買おうとはしていなかった。
そんなときに、知人がくれた。
しかも使いかけ。

こんなんもらってもなあ、と思いながら棚に納めた。
オイルというくらいだから液体なのかと思いきや、全然違う。
白い塊である。
何に使おう、と思いながらしばらく時がたった。

あるとき、ラベルに書いてあるとおりにトーストに塗ってみることにした。
冷凍のパンの上に、塊のままのせて、焼いた。
はちみつをぬってみたら、ココナッツの味はほとんど感じられなかった。
次に、焼いたあとにシナモンシュガーをふりかけてみた。

…これは美味しい!

そんな調子で毎日使っていたらどんどん減ってきた。
なくなったらネットで買おうかなと思っていたときに、今日ちょうどお店で同じものを見かけた。
1600円。
まあこんなもんだろうと思って買った。

バターがまったく手に入らない今となってはたいへんありがたい存在である。
(と言ってもバターをトーストに塗ることなんてまず無いのだが。)

夏になったらこれ溶けちゃうんだろうなあ。
まあ、今から夏の心配をしても仕方ないか。

Friday 12 December 2014

「サニー」を見て

テレビをつけたら韓国映画の『サニー 永遠の仲間たち』をやっていた。
一度見たことあったけど、しっかりもう一度見た。
別に女子校出身じゃないんだけど、なんかこう、いわゆる「ベタ」なことを、これだけしっかりドラマとして見せられると、感情移入せざるを得ない。
ベタだと分かっているのに、だ。
涙が出そうになる。
冬ソナ見たときにも思った。
日本のドラマだとそういうことはあまり無い。
なんだろうなこのパワーは。
映画論が語れるほど詳しくもないし、そうするには見ている映画の数が断然少ないのだが、私みたいに思う人はほかにもいるだろう。
確か内田樹がそういうこと書いていたような気もする。
言葉でうまく説明がつかない。
年齢も関係あるだろうか?

ところで、驚いたことが一つある。

*以下ネタバレ*

エンディングが、私が思っていたものと違った。
数年前に見たときはあの、最後の友達の姿は見えないままで終わった、と私は記憶していた。
だけど今日見たら最後に顔も出て来て、本人が葬儀場に現れた。
あれー?こんなんだったっけ?
たぶん記憶を勝手につくりかえていたのだろう。
この数年で最後が変わるわけはないので。

さて、そろそろ眠くなって来た。

Thursday 11 December 2014

ハンバーガー休暇

今日は休みを取った。
10時過ぎまで寝ていたようで、びっくりした。
普段も7時間は寝ているはずなのだが、それでも不足しているんだろうなと思った。
つまり、疲れを取るにはもっと休息が必要なのだ。
「身体には終わりがある」。限界がある。いつか滅びる。

紅茶を飲んだ。
ヨークシャー・ティーがもう少しで終わろうとしている。
日本で見つけられなかったのでPGを飲み続けていたのだが、今年の夏カナダに行ったときに一箱買ったのでそれを毎朝飲んでいた。
何としてでも、やはり、この紅茶を飲みたい。

午前中、1、2時間ぐらい仕事をした。
職場のPCをMacBook Airの11インチにしてもらって以来、意地でも職場で仕事をしなくても良くなった。
というのは、軽いので家に持って帰れるからだ。

お昼はクレヨンハウスに行こうかと思っていたのだが、ランチ終了に間に合いそうになかった。こんなに早く起きた朝は、2時頃にならないとお腹がすかない。

新宿のそば屋に行ったあとで博物館へ行こうと考えた瞬間、あることを思い出した。

「そうだ、今日は整骨院に行こうと誓っていたのだ」

…!!

昨日まで考えていたことをこんなに簡単に忘れてしまうとは。
今までにこんなことはあまり起こらなかった。自分に驚く。

小雨が降った今日は、あんまり寒くない。
代々木上原へ。
駅構内のそば屋に行こうかと考えたが、ふと、West Park Cafeのことを思い出した。
数日前の夜中、10時すぎに、相方が買って来てくれた。
たいそうおいしかった。
相方はよくここのテイクアウトを利用している。

私も雑誌や本で聞いたことある店だったので、行ってみることにした。
と言っても一度も行ったことが無いし、場所は「だいたい」しか知らない。
適当に駅の近くを動き回ること10分。

見つけた。

中には客が誰もおらず、「お好きなところにどうぞ」と席をすすめられた。
アボカドバーガーのセットにした。
1500円。
テイクアウトでも食べたことはあったが、できたては、やはり2割増で美味しかった。
肉汁が、文字通り、したたる。
この牛肉のかたまりだけでおそらく1000円はあるのではないか。
こういうときにジューシーな写真を撮るのがお決まりなのだろうが、食べ物の写真を撮りまくる「よくある」日本人の図があまり好きではない。
というよりも、カメラらしきものを何ひとつ所持していなかったため、何も撮らなかった。撮れなかった。

そして今、その食べ物について、こうやってブログを書くとなると、やはり写真を撮っておけばよかったと後悔せずにはいられないのである。
(↓写真は、お店のwebsiteから拝借しました。)
テイクアウトと違うのは、ドリンクとスープかサラダが付くところ。
ランチメニューということだろう。
寒かったのでスープにしたが、これまた美味しかった。
適当な(よくある)コンソメスープが出てくるのかと思っていたのだが、全然違った。
具だくさんのクリームスープだった。

ほかに誰も客がおらず、待ち時間ももちろん無く、居心地の良いカフェだった。
また行こうと思った。

私は食べ物屋さんに対してオシャレ感よりも美味しさを求める。
純粋な美味しさ。
West Park Cafeのハンバーガーは満足度が高い。

結局ハンバーガーの美味しさとは何だろうか。
結局のところ、肉によると思う。
パンだけだったらARMSのほうが美味しいと思うのだが、どちらが好きかと言われたらWest Park Cafeを選ぶ。

本当においしいハンバーガーを食べると、ファストフード店のハンバーガーは食べられなくなってしまう。
値段は何倍もするわけだが、それでもその価値はあるのだ。

それから整骨院に行った。
この整骨院は初診である。
整体コースでやってもらったのだが、このおにいちゃん本当に大丈夫かいなという疑念が最後まで離れなかった。
髪、刈り上げているあたりが怪しい。
伊勢谷友介しか似合わないということを、人類はいつになったら学ぶのだろうか。

で、以前通っていたところのほうがうまいと思った。
技術的に、やっぱり違う。

家に帰り、豆を煮て、キャンティ飲んで、今に至る。
良い休日だった。

Sunday 7 December 2014

Burt's Bees撤退

MacBook Airがギンギンに冷える季節となりました。
少しだけ忙しい日々が落ち着いてきたのでブログでも書こう。
結構どうでもいいようで大きな問題を1つ。

Burt's Bees日本撤退の話。
この顔に ピンと来たら なんとやら
みたいに怪しい顔のおじさんなのだが実際ピンと来る人は多いはず。
オーガニック製品が流行り始めたころに日本にやってきた。
2009年だったらしいけどもっと前だったような気がする。
中でも評判よかったのがハンドクリームやリップクリームだったと思う。
私は特にファンというわけでもないのだが、2年くらい前に買ったリップクリームは使い勝手が良かった。

tinted lip balm
つまりは、色付きリップバーム。
口紅というものは、塗ると「ハイ塗りましたー」みたいになる。
4歳ぐらいの子どもがお母さんの口紅使ってみた時のような。
そしてそれ以上に問題なのが、すぐに落ちるということ。
で、塗り重ねていくと唇の感覚?が不自然になる。
つまりたいして潤ってもいないところに化学製品だけをどんどん重ねるのだから結果的に口紅だけが浮いたようになる。

とは言いながらも口紅も使うのだが、より良いのはリップクリームと口紅の1人二役をこなしてくれるもの。

というわけでこのバーツビーズは優秀だった。
ほかの会社の色付きリップクリームも使ったことはあるのだが、あまり発色しなかったり、変にべたべたしていたりして長くは使わなかった。

毎日使うわけでも無かったので、なんだかんだで長い間所持していた。
最近使う頻度が増えたかなと思ったらついにこれ以上くり出せなくなった。
指でえぐって使うよりも新しいの買おうと思ってさっさと捨てた。

それから数週間、どこの店を探しても見当たらない。
Burt's Beesだけすっぽり取り除かれたかのように、どの店からも姿を消してしまっている。
ついに店員に聞いてみたところ、残念そうな顔で
「日本から撤退してしまったんです」
と言われた。

なんということだ。
それならカナダに行った時に買っておけば良かった…!!
アメリカのブランドなので、おそらく北米には簡単に手に入る。
ネットでも探したが、2本以上買わなければいけなかったり、ショップ会員登録しなければならなかったりと面倒だったので買うのをやめた。

これまで製品を買ったことはその1回きりだったにも関わらず、この国から撤退してしまったと聞くと妙に惜しく、残念きわまりなく思えてくる。
人間というものは勝手な生物だ。

それにしても、いつか復活してくれないかなあ。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...