Sunday 28 February 2016

着るもの、食べるもの

ふぅ〜、ようやく2月が終わりますね。
早かった、と口では言うものの、本当のところ「ようやく」という気持ちのほうが強い。というのも、やはり、寒いから。
どうしようもなく寒いので、ユニクロのコーデュロイパンツと、ユニクロのヒートテックと、ユニクロのカシミヤの上に、ミレーのフリース(スキー場に着ていけるくらい暖かい)を毎日毎日くり返して着ている。
12月からなのでだいたい3ヶ月間ぐらい毎日同じ格好をしているが、これがまた楽だ。
こういうのは「意識低い系」にカテゴライズされてしまうのだろうが、まったくこれで構わない。
(それどころか、成功する人は毎日同じ服を着ている。こんまりとか、スティーブ・ジョブズとか。)

さて、2月はタイ料理にハマっていました。
一体何皿のパッタイを食べたことか。
ハマっていました、と過去形なのは、先週で終わったから。
今は全然食べたいと思わない。
パッタイだけに「パッタリ」終わった。




なんちゃって!

もちろん嫌いではないし食べると美味しいと思うだろうけど、先週まで「寝ても覚めてもタイ料理のことを考えている」状態ではなくなった。
不思議なものだ。
着るものは同じでも、食べるものまで毎日同じじゃ良くないですよね。

Sunday 21 February 2016

第8回 恵比寿映像祭

恵比寿映像祭に今年も行って来た。

冬は寒くて好きじゃない。しかも2月となると花粉も飛び始めて、あまり良いことが無い。そんな中、この季節になると「あ、そろそろ映像祭だ」とワクワクさせてくれる貴重なイベントである。

東京都写真美術館で行われているイベントで、今年で第8回目。
10日間限定で、映像を中心としたアート(ドキュメンタリ、実験映像等)が展示、上映される。

私が行き始めたのは第4回から。
仕事がきっかけで偶然出会ったイベントである。
そもそも写真美術館には当時しょっちゅう足を運んでいた。
それに加えて入場無料という敷居の低さも良かった。
さらに、恵比寿は落ち着いていて居心地が良い。

不思議なもので、たとえ4年前に見た映像でも、いまだにはっきりと記憶に残っている。
展示を見て回っているその瞬間はそれほど感銘を受けていないように思えるのに。
映像"image"の持つ力はすごい、と、時が経つほどに感心する。

世界中のアーティストの作品が集っているので、見方が偏ることもない。

外での大掛かりなインスタレーションもある。
今年は何だろうと思って歩いて行くと、霧の庭だった。
http://www.yebizo.com/#pg_off1


これ、夏だったらもっと気持ち良いんだろうなあ。
2月に霧を浴びるととても寒かったです。
そして霧が噴射(?)されるたびに、周りの大勢のスタッフがモップを持って掃除して回らなければいけない。大変そうだった。

去年と今年に関して、残念なのは実施されている建物が違うということ。
写真美術館が現在改修工事中であるため、近くにあるホール等、いくつかの建物を使って行われている。

やはり展示は、展示専用の空間を使って行われるにこしたことは無い。
去年と今年の展示を見て、やっぱり物足りなさが残る。
展示の数としては変わらないのかもしれないが、やっぱり少ない気がしてしまう。
今年の秋頃には改修工事が終わるらしいので、1年後にはふたたび写真美術館での展示が復活する。

ところで「河原温」についての新しい発見があったのだがその話はまた今度。

Monday 8 February 2016

ブルーベリー・マフィン

マフィンを焼いた。
これも、先日パン屋で見たマフィンを見て「作ろう」と思ったから。
この国では「マフィン」と言ってもすごくちっちゃくて、味と質はマフィンでも、イマイチそれと認められない。

私のイメージするマフィンというのは、イギリスにいたときに200円か300円かかけて買ってたBakery 164にあるチョコレート・マフィンみたいなやつだ。あるいは、バナナ・マフィン。あれこそが、マフィンである。拳よりもさらに大きいサイズ。

Bakery 164はイギリスのLeedsという街にあるベーカリーです。大学のステップを降りると目の前にあるベーカリーで、すごく小さいんだけど人気の店だった。メインはサンドイッチなんだけど、当時の私にとって、到底手の出る値段ではなかった。最低でも500~600円くらいしたと思う。(当時のレートは£1=200yenでした。)そんな私が少し贅沢をして買うことができたのが、マフィンだった。栄養も何も無いんだけど、当時はそういうことを言っている余裕は無かったし、じゅうぶんな贅沢だった。イギリスで美味しかったものと言えば、マフィンとビスケットでした。おかげでだいぶ健康を害したけど。

…と、ここまで書いたところで、昔このマフィンについて何度か書いたことあったなと思って記事を検索したら出てきました。

http://blog.livedoor.jp/ophelia_b/archives/20575788.html

Livedoorで記事を書いていたころのもの。読んでみると、なんと170円…。私の記憶の中では200〜300円になっていた。当時の私にとっては、170円でさえ高価だったのだ。うーむ。

話は戻って、私が自分で作るのはブルーベリー・マフィン。一番ベイシックな感じがする。いろいろと世の中にレシピは出回っているだろうけど、私が好きなのは『ニューヨークスタイルのマフィンとスコーン、ビスケット』という本からのレシピ。ケチってない感じが好き。ほかのレシピでは卵1個のバージョンが多いようだけど、このレシピでは2個使う。

Bakery164みたいな大きいのを作りたくても型が無いので結局小さめのものができる。ブルーベリーをレシピの倍くらい入れるもんだから、少しあふれそうになる。

一回で6つできるけど6つすべて食べきれないので冷凍する。一度にトースターで中心部まで解凍するのは不可能なので、半分に切ってからラップにくるんで冷凍する。

お菓子作りは、心と時間に余裕のあるときしかできない。最近はすこしゆっくり過ごせているのでこういうことができる。早く春が来ないかなあ。

Sunday 7 February 2016

Torta di Mele イタリアのりんごケーキ再び

先日、りんごのケーキを焼いた。

お昼を食べに行った先で、ずらりと並んだ手作りケーキがとても美味しそうだった。見ているうちに自分も食べたくなって来た。そして作りたくなってきた。

りんごのケーキを最後に作ったのはいつか分からないけど、2年前にもレシピを投稿しているようだ

イタリアのレシピはとてもざっくりしていて、「だいたい」ですべてが進むのであまり気を張らずに作ることができる。手順も特にないので、分量さえ「だいたい」分かれば良い。

イタリア語でtorta di mele「トルタ・ディ・メーレ」と言う。素朴な味で、ほとんどがリンゴでできているのであまり重くもない。バターも使わない。この究極のシンプルさは、作っても食べても、とことんイタリアっぽいなあと思わせる。

というわけで作って数日間はおやつとして職場にちょこちょこ持って行って食べた。家で食べるのとはまた違った喜びがあって美味しい。ま、一番美味しいのは朝のおめざとして、ですけど。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...