Sunday 21 February 2016

第8回 恵比寿映像祭

恵比寿映像祭に今年も行って来た。

冬は寒くて好きじゃない。しかも2月となると花粉も飛び始めて、あまり良いことが無い。そんな中、この季節になると「あ、そろそろ映像祭だ」とワクワクさせてくれる貴重なイベントである。

東京都写真美術館で行われているイベントで、今年で第8回目。
10日間限定で、映像を中心としたアート(ドキュメンタリ、実験映像等)が展示、上映される。

私が行き始めたのは第4回から。
仕事がきっかけで偶然出会ったイベントである。
そもそも写真美術館には当時しょっちゅう足を運んでいた。
それに加えて入場無料という敷居の低さも良かった。
さらに、恵比寿は落ち着いていて居心地が良い。

不思議なもので、たとえ4年前に見た映像でも、いまだにはっきりと記憶に残っている。
展示を見て回っているその瞬間はそれほど感銘を受けていないように思えるのに。
映像"image"の持つ力はすごい、と、時が経つほどに感心する。

世界中のアーティストの作品が集っているので、見方が偏ることもない。

外での大掛かりなインスタレーションもある。
今年は何だろうと思って歩いて行くと、霧の庭だった。
http://www.yebizo.com/#pg_off1


これ、夏だったらもっと気持ち良いんだろうなあ。
2月に霧を浴びるととても寒かったです。
そして霧が噴射(?)されるたびに、周りの大勢のスタッフがモップを持って掃除して回らなければいけない。大変そうだった。

去年と今年に関して、残念なのは実施されている建物が違うということ。
写真美術館が現在改修工事中であるため、近くにあるホール等、いくつかの建物を使って行われている。

やはり展示は、展示専用の空間を使って行われるにこしたことは無い。
去年と今年の展示を見て、やっぱり物足りなさが残る。
展示の数としては変わらないのかもしれないが、やっぱり少ない気がしてしまう。
今年の秋頃には改修工事が終わるらしいので、1年後にはふたたび写真美術館での展示が復活する。

ところで「河原温」についての新しい発見があったのだがその話はまた今度。

ありがとうとカルボナーラ

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