Saturday 30 April 2016

"I feel young."

毎日Daiy Mailを読んでいます。
英語の勉強というよりも単純に面白いから。

昨日はお昼を食べたあと、長ーい散歩をして、家に戻ってからずっとゴロゴロしていました。やるべきことはあったけど、とりあえず休んだ。
とりあえず休んだらそのまま夜になってしまった。

で、ゴロゴロ≒ネットサーフィンなんですが、Daily Mailずっと読んでたら久しぶりにジュリア・ロバーツの記事が出てきた。4月28日の記事。
エレン・デジェネレスの番組に出演したときのもので、ビデオも一緒にのっていた。
ジュリア・ロバーツ、なんと48歳らしいです。
なんとなくそのくらいの歳だろうなと思ってはいたものの…48か!!

思うに、この人ずっとこんな感じだ。
確かにプリティ・ウーマンの頃はわっかいなーと思うけど、その後20年くらい変わった感じがしない。
というよりますます美しくなっている。



私は30を過ぎたけど、自分のことをおばさんとは言わない。
30でおばさんなんてとんでもないと思うかもしれないけど、人によっては「もう三十路だから」「もう歳だから」などという言葉を簡単に発するのだ。
本当に簡単に。
「みそじ」と聞くと、なんだかがっくりする。

もう少し上の人たちになると、「若い人たちが…」という言い回しをしょっちゅう使うようになり、自分がおばさんおじさんであることを言い訳に、若手に仕事を回す(というか押し付ける)ようになる。

私は年齢を基準に物事を考える人たちがとにかく嫌いです。

言葉の持つ力はすごくて、「おばさん」と言ったら本当におばさんになってしまう。
自分のことを「おじさん」「おばさん」と呼ぶ傾向は、日本人にとても多く見られる気がする。もしかしたら韓国、中国もそうかもしれない。

そういう人たちに限って、セレブに憧れて色々な美容を取り入れたり、見かけにお金をかけたりするものだ。
でも、自分のことをおばさんと呼んだ時点で、それらの努力はいっきに崩れ落ちるのだ。
美容に気合いを入れる前に、自分をおばさんと見なすことをやめてはどうか。
まあ、ジュリア・ロバーツもおばさんだとは言わないでしょうね。
ちなみに村上春樹も「僕は自分のことをおじさんとは呼びません」と言っていました。

知人のニュージーランド人が実は59歳だということを先日知って驚いた。
もうすぐ還暦?
全然そう見えない。
私がひたすら驚いていると" But I feel young."と言っていた。
ですよね。
すべては気の持ちようなのです。

Thursday 28 April 2016

お菓子づくり、合気道

しばらく更新していませんでした。
えっと、いろいろなことがあった気がするけど、とにかく元気です。
この2週間で、クロスタータと、クッキーと、マフィンを作った。
クッキーは、職場に持っていきました。
今回は抹茶を入れてみたので、緑色に。
これぞ本当のリトル・グリーン・メン。
正直言うと、どのお店のどのクッキーよりも、自分のレシピで作ったクッキーが好きです。

昨日の夜は、マフィンを。
電動の泡立て器を使うように書いてあるけど、メレンゲを作るわけでもないので、泡立て器で良いのでは、と思った。
そうしてみたら全然問題なかった。
ブルーベリーはレシピの倍量入れた。
分量を計りながら混ぜ入れていくことがいままで多かったのだが、あらかじめ計っておくとあっという間に終わるということが分かった。洗うのが面倒でも、計ったものを容器に入れておいたほうが楽。
マフィンも、やっぱり自分のレシピで作ったやつが1番好き。

たとえばチョコレート・ケーキや生クリームのケーキを作ることがないのはなぜかというと、自分が食べたいと思うことが少ないから。

この2週間はよく合気道に行きました。
袴を締めると背筋が伸びて本当に気持ちがいい。
それに、この季節は特に、裸足で畳の上を歩くのが気持ちがいい。

どんなに嫌なことがあっても、道場に行くと、全てがリセットされたかのように気持ちが軽く、楽になります。
本当に良い場所を見つけたと思う。
合気道始めてもうすぐ1年になる。

Saturday 16 April 2016

九州の地震について

おとといの夜、少し東京が揺れた。よくある程度の揺れだったので、特に驚いたりすることはなかった。
その少しあとに、テレビからあの「タラン・タラーン」の不協和音が聞こえてきた。
だいぶ久しぶりである。
いったいどの地域だろうと少し緊張して画面を見つめていると、なんと九州の地図が表れた。

…九州?? 大地震??

この2語がどうしても結びつかない。
というのも私は18年間を九州で過ごしており、その間一度も地震というものを体験したことが無かった。そのあとまた10年以上を東京で過ごしているが、故郷で地震が起きるなんていう話はまず聞かなかった。

両親に電話をかけると、つながらなかった。
震源地とは離れているものの、九州は九州である。
あとで話すと、大したことは無かったらしい。特に被害なども無い。よかった。

それでもやはり人ごとではない。今回は、避難している熊本の人たちの気持ちが分かる。東北のときと少し違う。気候や文化を共有したことのある人たちであるだけに、「さぞ怖かったろう」と心から思う。より身近に感じるし、そわそわする。

逆に言うと、東北の地震のときに、九州の人々はあの怖さを実感できなかった。心が狭いとか冷たいとかいうわけではない。地震というものを体感したことが無いので、共感しようもない、あるいは限界があるのだ。2011年当時、東京にいた私は揺れを体感したのでまだその怖さが分かったし、九州に比べると福島の原発にも近いところにいた。しかしその直後、九州にいくとまったく平和な別世界であったことに驚いたのだった。原発の恐ろしさも、たぶん口で言っても分かる雰囲気ではなかった。原発神話はあくまでも神話でありつづけたと思う。

とにかく今回のような地震は私が生きてきて初めてのことだ。地面が揺れるということへの驚きと恐怖がただごとではなく大きいはずだ。慣れていないどころか予測もしていない。ただし、台風や水害への対処の仕方については九州人は強い。だから自然の怖さは身体で分かる人たちだ。ちょっとやそっとで壊れる脆い人たちではないし、足腰のしっかりした人たちだ。さらに、地域とのつながりをとても大事にする。

九州人というのはひときわ故郷への思い入れが強い気がする。そして「県」単位というよりは九州という「地方」単位でつながりを感じる傾向がある。東京で九州出身の人に出会うと「あ!そうなんですかー?!」と、まるで親戚を見つけたかのように喜び、明るい顔になることが多い。これが、例えば北海道だと、同じくらい離れていたとしてもこうはならないんだよね、と叔父が言っていた。とても分かる気がする。

Sunday 10 April 2016

パプリカのマリネ

新年度が始まった。「新年」と「新年度」はだいぶ違う。
気温が暖かくなるこの季節のほうが、より切り替えて新しくなった感じがする。桜とともに訪れるこの感覚はかなり日本に独特のものだと思う。

というわけでこの一週間はだいぶ長く感じられた。一週間前の日曜が1ヶ月ぐらい昔のことのように思える。ではこの一週間、何をしたのか?何もしていない。これと言って目立ったことは何もしていない。比較的暇だった気がする。

この一週間はよく料理をした。ものすごく久しぶりにナポリタンというスパゲティを作ってお昼に持っていった。そしてパプリカとなすのマリネを2、3回作った。

イタリアで食べるパプリカのマリネがとても好きで、家でも作れたらいいなと思っていた。それでこの前、スーパーの入り口で大きなパプリカが売られているのを見て、そうだ作ってみようと思いついた。

作り方については、いくつかイタリア語のウェブサイトを参照した。
もっともポピュラー(であろうとなんとなく私が思っている)なサイトはGiallo Zafferanoというウェブサイトである。動画付きでレシピを紹介してくれる。
http://www.giallozafferano.it/

ちなみにイタリア語でパプリカのマリネはpeperoni marinatiという。ペペローニ・マリナーティ。

まずオーブンでパプリカを焼く、とあるが、私は魚焼きグリルを使った。そもそも欧米の家庭には巨大なオーブンがキッチンに備え付けられている。それに比べると私の持っている小さな電子レンジ兼オーブンはとても貧弱に見えるし実際そうである。そしてそんなにたくさんのパプリカをいっきに熱することはできない。

焼いてから皮をむくのがポイントなのだが、皮をむく前に、紙袋かビニル袋に入れてしばらく置いて冷ます、とある。どういう意味があるかは分からないが一応やってみた。紙袋が無いのでジップロックを使った。

それから細く切って、マリネ液に漬ける。

このマリネ液が、レシピによって全然違う。オリーブオイルは当然使うのだが、それ以外が、レモン汁だったり、バルサミコ酢だったり、リンゴ酢だったりする。そしてGiallo Zafferanoには"all'occhio"(目分量で)と書いてある。イタリアの家庭料理なんてそんなものである。細かく計っているようでは、家庭料理っぽくない。時にはお菓子でさえ目分量のときがある。それにしても、少しくらい数字が書かれていてもいいのに。なんの目安もない。

ここは完全に目分量で、適当に以下のものを入れた。

・オリーブオイル
・リンゴ酢
・バルサミコ酢(少し)
・塩
・にんにくのかけらをいくつか





一晩置いてから食べる、とあったけど、1時間もすれば食べれそうな様子だった。
いくつか食べたらとても美味しかった。だけどほとんどは翌日以降に残しておいた。冷蔵庫で保存して3日間くらいもつ。

パプリカ以外にも新鮮な野菜を買った。野菜をすぱすぱと切るのが昔から好きだ。ストレス解消になる。同じマリネ液を使って、なすのマリネも作った。ある晩は、2時間以上ずっとキッチンに立ちっぱなしでこういうことをやっていた。

というわけでよく包丁を動かした一週間だった。

その分体重が増えた。まあ、悪いものを食べているわけではないだろうけど、必要以上だったかもしれないと思っている。

Saturday 2 April 2016

すてきなプレゼント

素敵なプレゼントをもらった。
2年間一緒に働いた同僚が職場を去ることになったのだが、最後にきちんと挨拶をできないままでいた。
昨日、久しぶりに仕事に行くと、袋に入った手紙とプレゼントが置いてあった。

桑茶。

しばらく前に「おいしいですよ」と勧められていたのだが、それをプレゼントにくれたのだ。
とても嬉しかった。

春は別れと出会いの季節であり、プレゼントや手紙のやりとりが身近にもよく行われる。切なくもあり、嬉しくもある。純粋に感謝の気持ちがあふれ、一心にその人のことを考える瞬間が訪れる。桜はそれを応援するように咲きほこり、なんとも言えない、花々しい、喜ばしい気分になる。3月末と4月の始めは、ほかになかなか無いいい気分を味わえる。

たった2年間だったがたくさんのことを学ばせてもらった。この同僚は私よりも年下だが、そんなことはあまり気にしなかった。私はそもそも「先輩」「後輩」という呼び方をしない。関係ないから。

お礼を述べるため、メールを書いた。
次の職場でも活躍してほしいものだ。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...