もう7月か。
それにしては涼しい日々が続いている。少し今日は暑かったけど。
きょうは久しぶりに5時台に仕事が終わったので、帰ってから荷物を置いて、少し休んで6時半ごろからプールへ行ってきた。
30分もないくらい泳いだ。
泳ぎながらいつも頭に浮かぶのが「水をえた魚」という言葉。
別に泳ぎが得意というわけでもないし元水泳部というわけでもない。
それでもこんなに、水に入るとよみがえったような気分になるのはどうしてだろう。
身体の70パーセントは水分でできているという。
だからなのか?
だからなのか?
そして何が気持ちいいかと言うと、自転車に乗ってゆく帰り道だ。
夜風を切りながら、すー、と自転車で走るのが、どうしようもなく気持ちいい。
夏の夜の醍醐味。
このあたりに住むようになってかれこれ7年か8年が経つが、少しずつ、自分が落ち着ける時間と場所と状況が分かるようになってきた気がする。
家に帰ってパスタをゆでよう、と思いながら帰るとすでにパスタができあがっていた。
ありがたすぎる。
疲れた脚で立ったまま料理をするのはしんどい。
パスタ。
パスタについて。
いつの間にか、主食がパスタになっている。
米が無くても生きていけるだろうなと思うのだが、パスタが数日食べられなくなると「ああ食べたいなあ」としきりに思う。
米の減り方よりパスタの減り方のほうが早い。
パスタを食べたときのほうが満たされた感じがする。
そして、野菜もたんぱく質も炭水化物もいっぺんに摂ることができる。
和食を準備するほど時間がかからない。
作り方も単純。
さらに、太りにくい。
夜遅く、または寝る前1時間以内に食べても次の日の朝体重が増加しない。
GI値が低いからだろうか。
何よりも、おいしい。
何よりも、おいしい。
家で作ってじゅうぶんにおいしいので、いや、むしろ家で作ったほうがおいしいから、外食するときに食べることはまずない。
仕事柄、宿泊を伴う出張などが多いのだがそのときに何が辛いかってパスタが食べられないことだ。
厳密に言うと、ちゃんとしたパスタ。
いや、パスタをサーブしてもらえるときもある。
しかし、普段自分で作っているものと違いすぎる。
先日は「なんじゃこりゃ」というような、給食のソフト麺にシチューみたいなのがかかったやつをサーブされた。
シチューだと思って「具」だけ食べて、麺は、食べるのをやめた。
単純に、オリーブオイルとトマトとモッツァレッラだけの、アルデンテの、パスタがいちばん美味しい。
そんなこんなでやめられない止まらないのパスタなのだ。
ちなみに昨日はアサリのリングイネ。
今日はズッキーニとトマトのスパゲティでした。
もう少しいろいろな種類を試してみてよいだろうとは思うのだけど、何しろ、シンプルが一番美味しい。
塩と、オリーブオイル。
食べ物に限らない。物事はシンプルが一番、と思っている。
考え方は食べ物にも影響を及ぼすのだろうか?
それとも食べ物が考え方に影響を及ぼすのだろうか?