小さい子供がいるのに遅く帰宅する男性の「妻には迷惑かけてます」の一言は言い訳以外の何にも聞こえない。遅くまで残ることに理由なんてない。自分の効率の悪さが問題であれば、それは「自分の」せいかつ「自分の」都合なわけで、遅く残る理由にはならない。帰宅途中で具合の悪い人を助けた、とか、他人が絡んでいる問題であれば別。長い会議であれば途中退席する勇気が必要だし、作業が進まないなら、帰宅すべき時間、つまり制限時間が来たら翌日に回すべき。「迷惑かけてます」じゃねーよ、だったら早く帰れよ、だ。
なぜそう強気で言えるかといえば私はそうしているから。こどもがいるので作業を長く伸ばすわけにはいかないしどうでもいいことに時間をさいている余裕はまったくない。何をやってもどこかで必ず「制限時間」がくる。ものごとには優先すべきことがある。乳幼児が家にいるのに「あー疲れたな」なんて言いながら夕方からダラダラと仕事をはじめる同僚を見て、はっきり言ってかけてやる言葉はない。家でこどもの世話をしながら家事するのに比べたら7億倍は楽なのだ、仕事なんて。だから早く帰って代わりに買い物行ってあげてよ、あるいは、買い物から子供つれて帰ってくる奥さんの荷物持ってあげてよ、あるいはベビーカー通すためにドア開けてあげてよ、あるいは、こども見てるからゆっくりおふろ入っておいでよとか言ってあげてよ、と思うのである。
さらに奥さんもどうしようもない旦那を「どうしようもないわねまったく」とか言って許してはいけない。なんでそんなやつのパンツ洗って干してたたんでやらなきゃいけないのですか。それに耐える義務は一体どこに。男が稼いでいるから?それだけ?稼いでいても家の仕事はできるよ?いろんなことに耐え続けるとどこかで爆発するので早いところ発散した方が良い。
先日あった男友達(既婚、1歳児がいる)が「お金はいくらでもやるからさ、俺に期待しないでほしいよねまったく」と言っていて、目から星が出るかと思った。そうか平気でこういうことが言えてしまうのか。もう何をどう説明しても何も理解しないだろうし、世の中の問題の縮図を見た気がしたし、こういう人は一生こういうままなのだろうと思った。あきらめるしかない。
うちはいろいろ例外的でそれを説明すると長くなるが毎日夕方5時ごろには3人そろっていて、お風呂、食事、寝かせる、というその後の一連の流れは協力しながらやる。夕方から夜にかけてを親と一緒に過ごせるのはこどもにとってとても貴重な時間だろうと思う。
Friday, 9 November 2018
お父さんの回復、12月の疲れ
父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...
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