Sunday 3 September 2023

『イルタ・スキャンダル』を見た

心にポッカリ穴が空いたようだ。毎回のことである。
気に入っていた韓国ドラマを見終わったらこうなるのである。

『イルタ・スキャンダル』というドラマを見終えた。全部で16話。春ごろに見始めて、その後、見終わっていなかった。忙しくてドラマをみる時間がなかった。長期休みに見初めて、その後、日々のなかで優先順位が下がっていく。(実際、毎回こうで、一つ見始めると継続してみることができない。「愛の不時着」も「梨泰院クラス」もそうだった。)

夏休み前半は実家にいて、そこでしか見られないアマゾンプライムにある「ブリティッシュ・ベイクオフ」を集中して見た。それから東京に戻ってきて、そこそこ時間に余裕があり、イルタ・スキャンダルの続きを見始めたわけだ。

ただのラブコメかと思っていたら、これが、とんでもない面白さだった。後半からたたみかけるように面白くなる。ネタバレはしません。本気でおすすめする。メッセージもかなり強く出ている。いろんな角度から、面白い。笑えるし泣けるし、「ウヨンウ弁護士」以来の大ヒット。というかウヨンウの次に見たのがイルタだけど。

さて、ここで大きなテーマがひとつ:

「韓国ドラマはなぜこんなにおもしろいのか?」

これを考えずにはいられない。私は日本のドラマを見ない。テレビがないのも理由の一つだが、それ以前にあまり興味が持てないというのもある。

なぜか?

それはたぶん私が日本人だからで、日本人の日常生活がだいたい想像できるから。つまり日本人がだいたいどんな感じが知っている上で演技をみるとやはり演技にしか見えない

…からかなあ?と思っている。

これが本当にそうなのかどうかは全然確証が持てません。日本のドラマ見てみたら面白いと思うのかもしれない。ただ、テレビもなく、見る機会がないのと、ドラマは相当ハマらないと自分のなかで優先順位が低いままだ。テレビドラマの製作をしている友人もいるのでせめてその作品は見たいと思いながらも結局見れず。申し訳なさもある。

韓国のドラマは、日常を知らないのもあって韓国がどんな感じなのか、興味がある。となりの国の、背格好の似た人々がどのようにして感情を表現し、物語を創作していくのか見てみたいと思う。何を問題とし、何に怒り、何に喜びを見出すのか、興味がある。

そしてなによりも、設定にしろ役者にしろ、放っている魅力が強烈なのである。強烈すぎて放っておけないのである。最終回が近づいてくると見るのが惜しくなってくる。「もうこの人たちに会えないのか…」と、出演者にお別れするのが悲しくなってくる。カラフルな出演者たち。もっと見たいのだ。実際、今回もぜんぶで16話中、15話までみてそのあとを見るのを躊躇った。(それでも当然見るわけだけど。)日本人の役者はかくも印象的だろうか。これまた日本のドラマを知らない私が語れないだろうけど。

というわけでさっき16話を見終えて、ぽっかり心に穴が空いたような、そんな気持ちです。はあー。続きの世界があったらみんな幸せに暮らしてほしいなと真に願う。見終わっちゃったよ〜。いかなることにも終わりは来るんですよねやっぱり。また何か夢中になれるドラマを見つけよう。

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