子は4時間だったようで、1時過ぎには帰宅した。心配でもあったので私も4時ごろには帰った。どうだった、と聞くと、たくさん話をしてくれた。疲れてはいるだろうけど、前向きな表情だった。3、4時間目と給食だけなので、さほど負担もなく行けたのだろうと思う。
姿を現すと、先生も仲間も名前をよんで喜んでくれたらしい。元気にはなったものの、夜はやはり早めに寝たほうがいいだろうと思い、ゲームもYoutubeもいつもより少なく制限した。
「なんでー、ぼくもう熱ないのに」
「やみあがりだからだよ」
「やみあがりってなに」
「具合悪いのが治ったばかりってこと」
8時前に布団にごろごろし始めた。大の字になりながら「2学期お疲れ様会の"最後の言葉"はぼくがやるんだよ」という。ほお、そうなの?と聞き返すと「うん、もうだいたい覚えた」と。試しに言ってみてと言うと、すらすら言ってくれた。こういう情報が出てくることは珍しい。寝ころがりながらきょう1日を反芻しているんだろうなと思った。
さらに「2時間目から行きたかったな、だって道徳だったんだもん」とも言ってびっくりした。道徳は好きらしい。
やっぱり集団の力は大きいなと思う。集団の影響力にはかなわない。こんなに前向きになれる。
きょうは2学期最後の日。担任の先生にひとことお礼を書こうと思う。