Friday 24 September 2010

いろんな国の、いろんな話

昨日は雨でだいぶ気が病んでいた。

外に出てやるべきことも特に無いし、遊びにでかけるには雨が降りすぎているし、かといって家のなかにとじこもっていると発狂しそうになるし。

狭く暗い空間に閉じ込められた時、人は何をすれば正気を保てるのか―
というNewsweekの記事をしばらく前に読んだ。
チリの鉱山に閉じ込められた人々のことだ。
救出はまだまだ先らしい。
狭く暗い部屋の中で、数分間、彼らのことを考えた。

映画のなかではソフィア・ローレンが流暢な英語をしゃべっていた。
イタリア語訛りが少しも感じられなかったので、これはきっとふき替えているのだろう、と思った。
一つ映画を見始めると途中で既に他の映画が見たくなっている。
例えば昨日は007シリーズの The Man with the Golden Gunが見たいと思った。

どこかに出かけたかったが前述のとおり、出かけるには雨が降りすぎていたので、家に留まった。
12時まで村上春樹の短編を読んだ。

読書量が減った。
具体的にはここ2年間くらい。

原因として考えられるのは、読むべき村上春樹の本は全部読んでしまったためである。
今読んでいる作品も、もう既に呼んだことのあるものだ。

ちなみに昨日はTVピープルを読んだ。
村上春樹の長編ももちろんだが短編が好きだ。
暇になったら「カンガルー日和」と「パン屋再襲撃」をとりあえず手に取る。


雑誌について。

買うことは決して無いが、AERAとNewsweekはよく読む。
ファッション誌も時々読むが、肝心のファッションの部分はすっ飛ばす。


Newsweekを読んでいると、「え、そんなことが起きていたのか」と驚かされる。
すごく重要なニュースだろうに、日本国内のニュースではまず触れられてもいない場合が多い。

印象的だったのは、メキシコ湾原油流出問題。
さすがにこれはほんの少し触れられたが、はっきり言って「触れる」程度で済む問題ではない。
しかし、事故の経過も経由も特に説明されないままだった。
ニュースの規模に対して、マスメディアの扱い方は小さすぎると思った。

ニュースは国内の事件で持ちきりである。
海外のニュースといえば日中韓までで、それより広くなるとやっぱり「触れ」ない。

ベルルスコーニが、殴られて怪我をした事件なんて報道したところで日本に害も利益もないし時間の無断になるし、報道したとしてもおまけの笑い話程度なのだろう。

手に入れたいと思う情報によって、どのメディアを見聞きするのかは自ら取捨選択しなければいけない。
そうでないと人間、いとも簡単に洗脳されてしまう。
情報に対して受け身でいるべからず。
マスメディアを簡単に信頼するべからず。


というわけで、いろんな国のいろんな話が書かれてあるNewsweekは、見出しを読むだけでも楽しい。
いろんな角度から物事を見られる人間でありたいです。

ありがとうとカルボナーラ

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