うわ、長い間ブログを放置していた。
やっぱりキーボードがないと文章を書く気にならないなあ。というわけでiPadより投稿。
激しく風のふく、ある寒い3月の日、子供を連れて実家に一時帰省した。その2週間後、桜が咲いたなあ、というころに東京に戻り、降り続く雨と寒い日々を経て、いまに至るというわけです。それにしても暑い。昨日は午前中から2時ごろにかけて水も持たずに出かけたら暑くてフラフラした。ベビーカーで「いい天気だねえ」と言いながら快適に「おでかけ」ができるのはほんの一時期なのかもしれない。暑さだけでなく紫外線も対策せねば。
こどもは7か月になった。最近ちょっと興味深いことがあった。こどものまえでわたしがシュークリームを食べると、わたしの親に「見せびらかすように自分だけ食べるのはよくない」と言われた。
最初は、冗談で言っているのだろうと思ったが、次は母親が「わたしはあなたの前でそうしたことはない」と言う。どうやら本気でよくないらしい、と思って残りのシュークリームはこどもから隠れて食べた。
そういえば離乳食の始まるずっと前からだ。わたしがこどものまえでものを食べているのを「自分ばっかりおいしそうに食べて、ねえ?」とわたしの親がわたしのこどもに言うことはとてもよくあった。
ただ、その当時は離乳食も始まってなかったしわたしも食べないわけにはいかなかったので結局その言葉はあまり気にせず堂々と食べていたのだが、離乳食が始まってからとなると、ふむ、とちょっと言葉がひっかかるようになった。
こどものまえで間食はするべきではない、みたいなことを産後2、3か月の頃に親から言われたこともある、そういえば。
私自身、正直なところまったくその考えはないし、一般的な常識(例えば妊婦は飲酒するな、とか)として聞いたこともなかった。だけど私の両親が、何の疑いもなくそう言うところを見ると、どうやら彼らの世代ではそれが常識だったのかもしれない。
だとすると両親たちはどれだけ自分に厳しかったのだろう、と思う。そうしてくれたことがどれだけ私の成長に影響を及ぼしているかはわからない。もしかしたら、堂々と私の前でまんじゅうなりシュークリームなりを食べていた場合と何も変わらなかったのかもしれない。
だけどきっとたくさんの決まりごとを自分に(そしてこどもに)課して、親としての覚悟を決めて何十年も過ごしてきたに違いない。ネットもなく、いわゆる男女の役割が今よりずっと社会から期待されていた時代のことだ。
二十代後半の若い2人を想像して、なるほどなあ、と時の流れを感じるのである。
でもやっぱりわたしはシュークリーム食べよう。
わたしを幸せにするものはきっとこどもも幸せにする。
Monday 17 April 2017
ありがとうとカルボナーラ
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