Thursday, 26 November 2020

体調を崩して思うこと

 月曜夜、いつものように自家製のpizzaを食べて長い(長すぎる)週末を終えた。そして深夜、どうも胃の調子がおかしい。まったく消化していないような気がする。吐いたり下痢したりするほどでもなく、一度起き上がったけどそのまま寝た。

翌朝、6時前に起きたものの調子が悪い。頭がふらふら、少しめまいもする。それから胃も痛い。寒気もするし全体的にだるい。何がどういう症状だったかを今思い出して書いてこんな感じだが結局全体てきに調子が悪い。トイレに何度か行った。しばらく横になったらまた7時すぎまで眠った。朝もう一度起きて眠るということは私の場合滅多にない。これは疲れているのだ、と思った。8時過ぎに出勤してやるべきことが一つあったけどそれは同僚にかわってもらい、幸い仕事は10時半からだったのでギリギリまで横になっておくことにした。

どうにかこうにか仕事はこなしたが、まったく食欲がわかない。固形物を食べたいと思えない。この日に口にしたのはウィダーインゼリーを二つと、すこしの水。6時ごろ帰宅し、こどもをお風呂にいれたら自分だけすぐに横になった。するとまた眠りつづけた。9時ごろ一度起きたが、そのあと翌日(25日)の朝までずっと眠った。

25日はとりあえず元気で過ごせた。26日、つまりきょうは頭がちょっとふらふらする。たぶん食べてないせいだろう。ようやくものが食べられるようになってきたのでさっきパンを食べた。この間、発熱はない。

ずっと前に同僚が、たいていの体調不良は寝れば治る、と言っていたがやっぱりあたっているなと実感を伴ってわかった。毎日しっかり眠っているつもりでもやはり少しずつ不足している。そして三連休の心労と疲労が大きいと思う。間違いないだろう。本当に大変な三連休だった。早く仕事始まってくれと涙ながらに思った。途中爆発寸前になったことが2回あった。ここでガクーンときたのだ。

「身体症状に出る」というのはこういうことだと思う。単純にピッツァの食べ過ぎかと思っていたけどそんな簡単なことでもない。それだったらお腹を下して終わりのはずだから。疲れているのだ。

考えてみればこういうことが一年に1回か2回、起きる。こどもが生まれてからのことだ。ひとりでいるときはこういう疲れ方をすることはなかった。毎日ギリギリのところで生きている。そして時々限界がくる。私なんてだいぶサポートがあってめぐまれているほうだと思うが、これが共働きで、相方がまったく家事しないタイプだったりする場合、その人はいったいどれだけの苦労をしているのだろうかと思いやられる。

無理はよくないとわかっていながらも、それに気づくのはだいたいの場合無理をして体調を崩してからのことだ。こういうときの「無理しない」生き方は、イタリアの人々なんて見てると本当に上手だなあと思う。日本人には、それどころか「無理してでもがんばっている」という姿が美しく見えたりする。こまったものです。無理なら無理と自分で言わないと誰も助けてくれないのだ。

滅多にない体調不良なので思ったことをこうやって記録しておく。元気になるとまたすぐに忘れてしまうし弱者の気持ちをわかってあげることが難しくなるから。

Sunday, 22 November 2020

シナモンロールを作ってみた

昨日、シナモンロールを作ってみた。

今朝食べかけて「あ、そっか」と思ってとりあえず撮った一枚。欠けているけどとりあえず。 裏から。

レシピは6月ぐらいに買ったELLE groumetという雑誌から。検索したら簡単に出てきました。これです。ここでも何度か書いているけど、いつになく「使える」レシピが多い号だった。(ここで知ったパンのレシピはもう何度繰り返して作っているか分からない。もはや分量も覚えてしまった。そしてこの半年間一度も、いまだに、菓子パン含めてパンを買っていない。)

さて、なんでも最初に作るときはとりあえずレシピどおりに作ったほうがいい。わかり始めてから調整すれば良い。と思ったものの、作りながら目を疑うような数字が出てくる。

バター60gを混ぜる上にさらに60g塗る?

ふりかける砂糖が100g?


そんなに必要なのか、と疑いながら作ったらやはり従えなかった。普段、ただのパン、さらにお菓子を作ることに慣れているとこれらは異様な多さに思える。そう、お菓子と比べてもだいぶ多い。

結果的に砂糖は40gぐらい、バターも40gぐらいで止めた。そしてカルダモンはまあなくてもいいやと最初から思っていたのでなし。

出来上がった姿を見て思ったこと:

「バラバラじゃん…」

渦巻上にした最後の部分はしっかりくっつけていないと、開いた状態で出来上がる。そりゃそうだなあ。味は申し分なく美味しかった。しかし、一般的にイメージされるシナモンロールに比べるとより「パンっぽい」し、乾いている感じがする。ということはやはりレシピに従って砂糖とバターはもっと遠慮なく入れるべきだったのだろう。うーむ。

しかしわたしはこれで良い気がする。こういうのが手作りの良いところだ。店で買う、あのしっとりしたおいしいシナモンロールは、もっと砂糖とバターを含んでいるというわけだ。そして上にアイシングもかかっているもんなあ。おいしいわけだよ。

Sunday, 15 November 2020

坂さんとしゃべった

 建築家の坂茂(ばんしげる)氏と話をすることができた。と言ってもほんの数秒だけど。

坂茂氏は世界的に有名な建築家。教科書でも扱われている。有名な建築物はたくさんあるけどなかでも被災地への貢献が大きい。紙管を使った建築で有名である。つい最近だと、ガラス張りのトイレが話題になった。

その彼のオフィスが近所にある、ということを知ったのがつい2年前。驚いた。

オフィスでは紙管でできた机や椅子があり、それをつかってミーティングが行われている様子が外からでもわかる。一度、坂さんを見たことがあった。それから今年5月の自粛期間中、自転車で出かけていたとき、すれ違ったことがあった。その時は話す勇気が持てず「見た、見ちゃった」と言っていただけだった。

だけど昨日はついに話しかけた。すれ違う直前、視界に入ってすぐ「坂さん!」と声が出た。そう、話しかけたというより声が出たのだ。ほんの数秒だけど「応援してます」と伝えることができた。坂さんは突然話しかけられてびっくりした様子だったが「ありがとうございます」と言った。

ほんの数秒だったけどだいぶ満たされた気持ちでその場を去った。

Thursday, 5 November 2020

大統領選

昨日は 大統領選の結果が気になって仕方なく、仕事がほぼ手につかなかった。どこで開票結果をみるかというとNYTimes。ほかでも良いんだろうけどこれが見易い。昨日の午後、フロリダとテキサスが赤く染まった頃、「あーあ」とがっかりし始めた。アリゾナを除くほかの州はほぼトランプ優勢だった。ためしに電卓を出して、選挙人数を足して予測したりもした。するとやはりトランプ。がっかりしながら帰宅。

それが今朝起きてみると、あれ?逆転してる?ウィスコンシンとミシガンでバイデン優勢になっているではないか。びっくりした。一気に目が覚めた。こんなこともあるのか。今回の選挙は本当に接戦だ。完全に諦めていた昨日は何だったんだろう。

現時点(5日朝)でNYTではアリゾナ州をカウントしていない。が、ほかのメディア(たとえばthe guardian)ではカウントしているのでバイデン248-トランプ218となっている。

以下はガーディアンの記事より↓

「トランプが勝つためには
ペンシルベニア州とほか少なくともあと3州、
または
ペンシルベニア州で負けてほか残りの州をすべて勝つ必要がある」
いまのところトランプ優勢なのは
ペンシルベニア、ジョージア、ノースカロライナの3州。このあと逆転が起きない限りは勝つ見込みがない。


「バイデンは以下のどちらかで当選します
・ペンシルベニアと、ネバダかミシガンのどちらかで勝つ
・ペンシルベニアで負けてネバダとミシガン両方勝つ」

今のところネバダとミシガンはバイデン優勢なので後者は十分にありうる。うーん、目が離せないなあ。きょうも仕事どころではない。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...