今年は帰省せずに東京で年末年始を過ごす。変な感じだ。帰省しないのは留学していた2004年以来のことだ。まあ仕方ない。子も「まあしかたないか〜」と言っている。
せめて、と思って箱根に一泊してきた。家族3人で。楽しかったけどなかなか疲れる旅だった。自分の意志で気軽に動けないのは苦痛なのです。他人と旅をするのはやはり苦手だとあらためて思い知った。それでも後から振り返れば良い思い出になるだろう。
きのうは、午前中で移動を終え、昼には帰宅していた。散歩にでも出ようかと思ったけど子も動きたがらないのでまあいっか、と家にいることにした。「ゴーストバスターズ2が見たい」と言い出す子。なんとなく見たことはあったけどちゃんと見てなかったのでいっしょに見ることにした。以前見たときは怖がって早送りしてと頼んでいた子がきょうは「早送りしない」と言って全部みた。2度目だけあってストーリーもよくわかっているようだった。面白かった。クリスマスから年末にかけての話なので、今見たのはタイミングがよかった。
見た後からは、子は案の定さらに興奮してゴーストバスターズの話をしていた。興奮しすぎて話しながらぐるぐる回っていた。子どもというのは一般的に興奮したときはこういう動きをするものだ。
はっきり言ってこの話題についていける4歳児の友達はいない。保育園の先生のなかでも、20代の先生となるとほとんど知らないのではないか。先日、「クリスマスのプレゼントはゴーストバスターズのファイヤーハウスなんだよ」と副園長先生に言ったらしく、先生は喜んで「なんで(ゴーストバスターズを)知ってるの??」と興味津々で私にきいてきた。それはそうだろう。そんな園児はほかにきっといない。箱根の宿でも、ほかのお客さんに突然ゴーストバスターズの説明を始めていた。「あらそうなの〜」と、子の相手をしてくれたおばさま、ありがとうございました。
登場人物の名前が全て言える。「ゴーストバスターズ」と「ゴーストバスターズ2」の違いがわかる。ちなみに子のおもちゃはplaymobil(プレイモビル)という外国製のおもちゃだ。レゴよりも大きい。これが完璧にゴーストバスターズの世界を再現している。playmobilはネットでは買えるがあまりどこのおもちゃ屋にでも売っているというわけでもない。我が子は自分が持っている製品の「製品番号」まで言える。数はまだ数えられないが。
ほかの友達がハマっているもの(仮面ライダーとか)にも興味はあったかもしれないが、結局あまり好きにはなれないらしい。少し、周りの話題に合わせたいという気持ちもあるようだがそれでも本来の興味には勝てないのだろう。ところでこのプレイモビルを何ヶ月も見ている間に私もだんだんと愛着が出てきた。特に今回のファイヤーハウスはかわいい。シルバニアファミリー級の細かさで様々な調度品(?)や道具が作られている。これは、いつか子がプレイモビルに興味がなくなったときでもオブジェ的に家に飾っておきたいと思うレベルのかわいさである。