Tuesday 14 April 2009

Black Mountain Gold

アメリカ人からおみやげにコーヒーをもらった。袋を開けてもいないのに甘ったるいにほひが漂う。無言で、ロサンゼルスを思い出した。どこに行っても、いつも空が青くて、いつも甘いにおいのする街である。(特にシナモンロールのにおいがすると途端にロサンゼルスが蘇る。)

フレーバーコーヒーというやつだ。パッケージにはバニラ・アイスクリームや、ケーキの写真。いかにもアメリカっぽい。

アメリカ行きたいなあ

お湯で溶かすタイプかと思いきや、コーヒーは、豆をひいたものだった。エスプレッソ・メーカーに入れて飲んでみた。とても美味しかった。illyとかLavazzaとかsegafredoといった普通のコーヒーを使っていて、フレーバーコーヒーはあまり慣れていなかったのだが、これは美味しい。というより、甘ったるいにおいが、どうしようもなく幸せな気分にさせてくれる。ちなみにコーヒー自体は甘くない。

日本でも見つかるものかなあ。コーヒー通に言わせればこういうコーヒーはいわゆる邪道なのだろうけれど、私はこのコーヒー、結構好きだ。

というわけで紹介しておきましょう:

Black Mountain Gold

です。私が貰ったのは、Convenience Packs でした。みなさんもぜひお試しあれ。




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せっかくだからここでちょっとコーヒーの話。


私は毎朝コーヒーを飲む。
朝起きたらすぐ準備する。何年か前までは1 tazza(1杯)用のモカ・エキスプレスを使っていたのだが2tazze用を使い始めてから、こっちがちょうど良いということに気付いた。牛乳を温めている間に、コーヒーがbrbrbrbrbrと言い出す。朝、パンを食べずともコーヒーだけは飲んで出かける。とても幸せな気分になる。コーヒーを飲むこと自体も、もちろんそうだが、きっとこのにおいが良いんだろうと思う。起きた後の、ちょっとした楽しみである。

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せっかくだからここでちょっと朝ごはんの話。

朝は何も食べれないという日々が少し続いていたが、最低でもトースト1枚食べるようになった。昨年冬ごろからだと思う。というわけでトースト1枚とコーヒー1杯。これでちょうど健康が保てているように思う。(ここ1年、体重はずっと変わっていない。二の腕が弛んでいる気もするが、見た目に大きな変化は無い。) 典型的な日本食が、あれば、それは食べる。味噌汁と納豆と焼き魚と、ごはん。望ましい。あれば食べる。食べられないわけではない。けれど1人でこれを準備し始めるとどれだけ面倒なことになるか、説明の必要は無かろうと思う。面倒さにくわえて、朝からそんなにエネルギーを摂取する必要は特に無い気がする。むしろ、身体が求めているのは糖分だと思う。だから朝、ビスケットを食べることがよくある。10時ごろになるとお腹が空いてくる。身体は、少し飢餓状態くらいがちょうど良いのだ。

12時になったからお昼を食べなければいけない、ということは決してない。お腹が空いたら、空いたときに、身体の求めているものを口にする。それが一番良いと思うんですよね。

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。  翌朝の万年筆カートリッジ...