Sunday 14 June 2009

化粧について

男性と女性は生物学的に何から何まで異なっていて、考え方の食い違いにおいてはおよそ同じ生物とは思えないときさえある。恋愛に対する価値観なんてそれは語り始めたら止まらないのだが、今日はピンポイントで行こう:

ファンデーション(化粧)について。

女性向けの雑誌や、「いい女を目指す」系の本などを見ればたいてい「スッピンで外出してはいけない」と書いてある。化粧はマナーであるらしい。(日本だけじゃない。フランス人が書いた記事にも同じことが書いてあった。)私もそう思う。

そして女性は、化粧をするのが好きだ。モテたくて化粧をする。

ところが、である。化粧を好む男性はあまりいない気がする。

特にファンデーション。私のボーイフレンドはいつも「あんまり化粧をしないで」と言う。肌が、息できないでしょう、といわれるとまあ確かに、と思う。ボーイフレンドに限ったことではない。知っている男性、友達には結構そう言う人が多い。チークを見るともはや道化師のような扱いをする人とか。ちょっと口紅が赤すぎると「どうしたの今日は」とか。

女性が良かれと思ってやっていることが逆効果になっている場合があるのだ。

ただし、化粧の仕方にもよる。上手な化粧というのは、化粧をしたのかしてないのかが分からない。そして男性は鈍感なので、その上手な化粧に対しては「きれいだ」と思って、女性を見る。不自然な感じがしないから。

そうだ、要は「自然さ」なのだ。不自然な化粧に対しては"ひい"ちゃうのである。自然かつ効果的な化粧は必要だと思う。

しかしながら一番望ましいのは、スッピンがきれいであること。カバーするための化粧品にお金をかけるのであれば、日々の食生活にお金をかけて身体の中と肌をきれいにするほうがだいぶ効果が高い。



自分について話すと、「隠す」化粧はなるべく避けるようにしている。コンシーラーはもっていない。リキッドファンデーションも持っていない。絶対使わない。仮面ぽくて嫌だし、それこそ肌が息できなくなる。

ファンデーションを使っても、目の周りを撫でる程度なので、世の中の女性がどういうふうにファンデーションを使うのか、よく知らない。

電車内で化粧をする女性はしょっちゅう見かけるが、今までで一番印象的だったのが、ファンデーションを塗りたくる女性だった。これでもかというくらいに何度も何度もリキッドファンデーションを塗る。塗る、というよりむしろ肌を叩いている。もう十分綺麗だからいいよ、と思わず言いそうになった。そもそも、元の顔だってそんなに酷いわけじゃないのに。

電車が着くころには完璧に仕上がっていた。仮面が。

怖いなー女は。

と思った。そして、こんなふうにしてリキッドファンデーションは使うのかー、と思った。


ちなみに私は、化粧しなくても結構化粧したみたいな顔をしているからあまり化粧しなくてんじゃないの、言われる。確かに、そんなに平面顔ではない。ただ、あまり気合入れずに5分間くらい化粧をしただけで「わー、濃い!」といわれるのはショックだ。結局、化粧が下手だということだと思う。そんなこと言ってもなあーお化粧楽しいですよねー。

さて、おなかが空いたのでパン屋さんに行こうかな。

ありがとうとカルボナーラ

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