Friday 11 June 2010

「少女時代」きたる

暑い。紫外線が気になる。
それでもこの季節が好きだ。
朝から掃除や買い物をして過ごしている。


韓国のアイドル「少女時代」が日本でデビューするらしい。
少女時代という名前は知らなかったのだが、この人たちのミュージックビデオは見たことがあった。




かわいい。あー、韓国人だなこれ、と思った。
私も同じアジア人だけど、「あー韓国だ」と思う。

どういう点でそう思うのか。
説明し難いけど、例えば、

①化粧っ気が無い。
②髪も、肌も、"つやつや"している。
③合わせて、健康的。
(とりあえず上の動画を見てみてください。)

この人たちに関してはほかのミュージックビデオすら見たこと無いのでなんとも言えないが、韓国人の俳優や女優を見ても、やっぱり「つやつや」な印象を受ける。
同じ東洋人としての目線から見て、である。


どうしてか。

それは「韓国人らしい」からだ。

「韓国」としての魂がある。
プライドがある。
自信がある。

そりゃこの歌詞の中で英語も使っているし、韓国人の中にも、西洋人に憧れて髪を染めてみたりする人たちはいる。欧米化していることはしている。

ただし、日本ほどではない。
雑誌の表紙やTVのコマーシャルを見て思うのは、日本人はもはや日本人であることを捨て去ろうとしているということ。
韓国に行ったとき、(だいぶ前なので現状は変わったかもしれないけど)「ああこの人たちはどこまで行っても"韓国人"でありつづける」と思った。自分の国に対する自信の大きさが日本人とはだいぶ違うと思った。

ま、でも、印象でものごとを語るのは良くないですね!!
私はこのグループのこと良く知らないし、韓国社会のこともよく分かってないし、案外この人たちも「ガイジンに生まれたかった~」とか言っちゃってるのかもしれないし。

ただ、このミュージックビデオは「魅力的」だと思ったし、こんな「少女時代」なんてグループが進出してきちゃったら日本のアイドルたちは居場所なくなっちゃうんじゃないか、と、このニュースを見て思ったのである。


ちょっと日本の場合を考えてみる。
椎名林檎がデビューした時、やっぱりセンセーショナルだった。
周りの歌手たちが、一体何人なのか分からないような格好でハンパな英語の歌詞を歌うなかで、椎名林檎の存在は明らかに特異だった。彼女は誰の真似もしていなかったし、古い日本語を使った歌詞は、逆に新鮮に響いた。これがカッコいいってことなんだよ!と当時、思った。

ま、でも難しい。日本人らしくあれと言われても。
日本人らしさとは一体なんですか、という話。
私も分かりません。模索中です。
電車に乗って、街を歩いて、そういうことばかり考えながら日々を過ごしています。

ありがとうとカルボナーラ

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