Saturday 31 May 2014

カメラを持って東京を歩く

久しぶりにカメラを持って外へ出た。
と言っても仕事で、なのだが、この日に限ってはカメラを手に持つ気になった。
私が最近写真を撮らなくなった理由について。

①今の職場に勤め始めて、3年目になる。
カメラを持って走り回る同僚がとても多いことに気づいた。
やたらと何でもかんでも写真を撮るわけだが、被写体の気持ちを初めて理解した。
写真を撮るほうはいいけどそんなにしょっちゅう撮られるのは気持ちのよいものではない、と思った。身内ならまだしも。それで、自然と控えるようになった。

②一眼レフを重く感じるようになった。

③スマホ、タブレットでの写真の普及。
一眼レフでピントをあわせたり光を調節したりしていたのだが、インスタグラムなどで、いとも簡単に加工されていく写真を見て、ああ写真って何なんだろうなと思うようになった。写真家でもない人が写真家みたいな写真を撮れるようになった。あまりにも簡単に撮れるのでアートというよりは記録媒体なのかもしれないと思うようになった。色々とこだわってきたものが簡単に打ち破られるような気がした。

それでも昨日は撮る気になったので、たくさん写真を撮った。
晴れの日の東京。
まぶしくて、とても暑かった。

 大久保利通が殺された場所はこの辺だったらしい。
それは知っていたのだが、小さな公園みたいになっているのは全然知らなかった。
記念碑もあった。



赤坂見附というのは非常に入り組んだ、不思議なつくりをしている。
地下鉄で乗り換えるときはこの地下をうろうろしているだけなのだ。
地上に出るととても面白い。
見附という言葉の意味を初めて知った。
日本橋。
この橋の真上に高速道路を作るという、日本人の(と言ってしまったら一般化しすぎだろうか?)神経を疑う。いつ何度見ても思う。
景観というものに対するセンスが無さ過ぎる。
短絡的な言い方で申し訳ないが、ヨーロッパだったら絶対にこんなことはしない。
歴史的価値を知ってのことだろうか。
大切なものがぐしゃぐしゃとつぶされていくような、そんな感じがする。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...