しかしながら最近はデング熱騒ぎのせいで代々木公園が立ち入り禁止になっていると知っていたので、自転車で行くのは避けていた。まあ、あとは、排気ガス吸いたくないとか暑いとか色々な理由はあるのだが。
それでも今日は、寒くもなく暑くもなく、太陽も出ておらず、自転車以外の手段は無かろう、と思わせるような天気だったので自転車で行ってみることに決めた。
公園内に入らなくても公園沿いに進んで行くことにした。
デング熱で立ち入り禁止、とは言うものの、公園の一部くらいはさすがに立ち入りできるだろう、なんて思っていた。
ところがどっこい、どの入り口を見ても、張り紙と柵がある。
同じ張り紙が、1つの門に5枚以上は貼られている。
しかも門番みたいな人まで立っている。
ここまで厳重だったとは…!!
どうやらホームレスのおじさんたちまで追い出されているようだった。
東京の人たちにとっては、狭いながらも、かけがえのない憩いの場である。
土日に公園を奪われた市民は一体どこへ向かうのか。
ゴーストタウンとまでは言わないが、敷地はなんだか暗くて寂しい感じだった。