Wednesday 4 April 2018

新しい保育園、移動による刺激

認可保育園に移って3日目。かわいそうなくらいに泣き叫ぶ毎日である。口の形が四角になるまで泣いている。ここまで泣くとは想像していなかったのだがきっとじきに慣れると思う。きょうの帰りは、私は迎えに行かなかったのだが、階段ぎわの柵のところにしがみついて外に出たがっていたらしい。そういえば昨年7月、認証保育園に預け始めたときもそうだった。友達もおらず、ずっとドアに張り付いてそこから出られるのを一日中待っていた。そうしているうちにドアのところで目の際を切る怪我をしたんだったっけ。そういうこともあった。

当時に比べて今はより泣きが激しいのだが、無理もない。当時は0歳11ヶ月。今は1歳7ヶ月なのである。色々なことがより分かるようになってきている。環境が一気に変わったことへの戸惑いがないわけがない。大好きだった先生も、仲の良かった友達ももういない。場所や建物が変わったばかりか、周りはすべて知らない人なのである。仕方がないのだ。

これはこれで受け入れるしかないし、私も働かなくてはいけないのであっさりと「じゃあね、元気でね」と挨拶して去ることにしている。1歳7ヶ月がいま直面している最大の試練なのである。

ところで3月末から一週間、私の郷里にこどもを連れて帰った。1歳7ヶ月にしてなんと8往復目の飛行機である。つまり、15、16回目(国際線含む)。違った環境に身を置くとやはり本人にも刺激があるし、親である私にも刺激がある。ずっと同じ場所で同じことを繰り返しているとだんだんきつくなってくるしマンネリ化してくる。まあそれも仕方ないことなのかもしれないけど何ヶ月かに一度そこに刺激を与えるとなにかがコロっといい方向に転がる場合がある。私はそう信じているし実感しているので休暇が取れたら少なくとも一週間は別の場所に身を置いてみる。というのは別に子供が生まれたから始まった週間というわけではない。こどもが生まれる前も休みがとれるたびに海外に行っていた。海外に行くというと「いいねお金があって」とよく日本人は言うけど、いやいや少し(例えば10万)もあれば十分に旅ができるんですよ。それって仕事のある人であれば貯められる金額であって別に贅沢でもなんでもない。えーっと話それましたけど、やっぱり東京を親子揃っていったん離れたのはよかった。やっぱりいい変化がある。いやもちろん自然が多くてたくさん遊べるというのはあるけど、もっと小さなことでも。たとえばごはんを食べさせるときにいつも使っているエプロンをあえて持って行かなかったのだがその場でごく普通のタオルを使ってエプロンにしたらそれが食後のテーブル拭きまで役にたつことがわかってナイロンのエプロンを洗う手間が省けて少し楽になった。いやもちろんそのくらい東京にいたって考えられる案なのかもしれないけどルーティーン化してしまったらもはや変えるという考えすら浮かばなくなるのである。疑問さえ持たずに同じエプロンを使い続ける。そしてなんてことない移動によって別のやり方が採用されることがある。たとえばこんなに小さな刺激でも子どもにも私にもいい影響を及ぼす。

そしていったん離れてみることによってものごとの見方が変わってくることがある。海外に出ることなんてその意味ではとても大きい。だから一時的な「いくらかかった」というのは時間がたつとほとんど関係なくなる。

さてきょうも疲れました。寝るとします。

ありがとうとカルボナーラ

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