昨日は昼頃帰ることができた。疲れているはずだけど天気は良い上に仕事が終わった開放感から気分は軽かったのでこどもを連れて外へ出た。図書館に行き、公園に行き…とだいぶ動いた。気づいたら2時間歩き続けていた。
いつものように消防署へ行くと、なんときょうは特別に消防署の中へ入れてもらえることになった。文字通り毎日通いつめて一年ちょっと。中へ入れてもらうのは初めてのことである。こどもが興味あるのは消防「署」よりも消防「車」なのでより興味津々なのは明らかに子より私である。
入ってみるとカレーの調理中だった。お話を聞いたところ、常時15人がいて、全員分の食事を自分たちで作るということ。メニューも自分たちで考える。そうなのか。食事作る専門の人がいても良さそうなのに。
それからお風呂を見せてもらった。驚いたことに、湯船はつかるためにあるのではなく、体を洗っている時に出動することになった場合、飛び込んで一瞬で体の泡とかシャンプーとかを落とせるように湯船はあるらしい。なんと。これは知らなかった。びっくり。
寝室も見せてもらった。とてもいくつもベッドがあるけど並んでいるわけではなくてうまい具合に干渉しない程度にずれている。駅員さんみたいにベッドが動いて起こす、とかはなくて意外とすぐに起きれるらしい。「いつも緊張しながら寝てますけど」と言ってたけど、本当に眠れるのだろうか。
あらためて、仕事の重さというか命がけっぷりを感じた。すごい仕事が世の中にはあるものだ。
しかもこの人たちいつも爽やかで明るく優しい。常に身体は鍛えられて髪は切りそろえられとにかくかっこいいのである。精神面の構えも違うのだろうなと思う。尊敬すべきヒーローたち。こどもがいなかったらこんなに間近で毎日見ることもないのだが。