Tuesday, 2 July 2019

たんざくにお願いごと

保育園に用意してある笹の葉に短冊をつるすことになっている。(配られた短冊は運動会用の何かだと思っていて運動会に持っていったのだが誰も使っておらず、「?」のまま持って帰ってしばらくして「あ、短冊か!」と判明した。)

昨日の朝はめずらしくこどもが8時過ぎまで寝ていた。普段起きるのは6時半くらい。起こさねばと思いながらもこれだけすやすや眠っている姿を見るとどうしても「そうか疲れていたんだろうな」と思うし、寝姿はもはや天使なので、起こすのがためらわれる。

そんなこんなで起きたあと、ヨーグルトとさくらんぼを食べている我が子に「おおきくなったら何になりたいの」と聞いてみた。

すると即答:

「大きくなったら、ちっちゃくなる」

爆笑した。もうそれ以上聞かなかった。そうか。そうなのか。ほかの願い(しょうぼうしょに行きたい、救急車見たい、いすず見たい)も聞いて、短冊に書いてあげた。子どもの心ほど美しいものがあるだろうか、と思う。フィルターのかかってないまっすぐな心。

ところで最近思ったこと。

どうして人は「鍛えよう」とするのかなあ、と。靴を一生懸命履こうとしている子どもに手を貸さずに見ていたり、わかっていても答えを教えなかったり。相手が子どもに限らず、である。

私もそうしていたときがあったかもしれないとここ2、3年のことを思う。こどもが助けを求めるかどうかによるが、なるべく助けて甘えさせてあげれば良いと思う。私自身がやたらと鍛えられて育ったので、そのプラスもマイナスもわかる部分がある。

きょうは雨。1日元気で、なにごともなく過ごせますように。

Slaughterhouse-Five 読み終わった

 今朝、カート・ヴォネガットの"Slaughterhouse-Five"を読んでしまった。買ったのは2年前で、当時、読もうと試みても全然頭に入ってこなかったので放置していたものだった。しかし今回はスッと入っていけた。初めて読む作家はその書き方に慣れるまでの時間...