梅雨が始まったとしか思えない。毎日ジメジメしている。洗濯物は2日かかっても乾かない。
そんな中でもカッパを着て自転車で出勤している。公共交通機関にはまったく頼りたくない。しかもこの程度の雨で。朝から、そんなに他人とくっつきたくはない。首都圏の人々の抱える多くの不調の原因は電車通勤にあると思うのだが、電車通勤している人々はそれが当然になっているので疑問に思うことすらないだろう。
合気道の帯をなくした。道場にも忘れていないらしい。その日は、リュックに道着を入れて帰り、帰り道には図書館とスーパーに寄った。図書館とスーパーにも聞いてみたけど帯の落とし物はなかったということだった。財布等と違って誰かが盗むなんてことは到底考えられない。だって帯なのだ。
道着をリュックから取り出してカゴに入れたところまでは覚えている。そのときに帯があったかどうかは覚えていない。洗って干したときに「そういえば帯がない」と思った。たぶん。全然覚えていない。
これが気になって仕方ないのだ。ここ数日そのせいで悶々としている。どうしてなくしてしまったんだろう。ショックが大きい。いくつかの可能性を探ってみるがちっとも見当がつかない。
こういうときは考えるのも探すのもやめたときに出てくる場合が大きい。先日も、病院の診察券をなくして、探し続けていたがもう見つからないので再発行の手続きをとったらその翌朝になくしたほうの診察券が出てきた。そういうこともある。とりあえず探すのをやめて別のことに集中しよう。