Tuesday 8 February 2022

常識を変える。オリーブオイルで揚げる。

 やたらと不調だった時期が過ぎて最近は身体の調子がいい。一月前半は2回もおなかを壊した。しかも寝不足だったりにきびができたりした。正月休み終わって、普段の仕事も始まり、だんだんとリズムが取れてきたということだろうか。あとは、もしかすると皮膚科の先生にもらった漢方薬が効いているのかもしれない。漢方を飲み始めて、夜中に目が覚めて眠れないということがなくなった。気のせいかもしれないけど、効いているかもしれないと思っておこう。

常識を変える、ということについて。考えさせられることになった一件がある。

12月のいつだったか、じゃがいもとメンチカツを油で揚げた。ただでさえ暖房で空気のこもった部屋なのに、そこに揚げ油のにおいが充満した。家人は文句をぶうぶう言う。

この件について私たちは夜中まで話し合った。(大事なのは、これは喧嘩ではない、ということ。)問題はにおいだけではなく、実際、からだに良くないらしい。揚げ油を熱するだけで、体によくない物質が出ている、という記事まで読まされた。揚げ物をするならオリーブオイルなら良い、と書いてあった。そういえば料理研究家の有元葉子さんも「揚げ物はオリーブオイルで」と書いていたことを思い出した。

それ以来、家で揚げ物をしなくなった。揚げものをするだけでこんなに文句を言われるなんて懲り懲りだと思った。

先週のこと。夕飯は私と子の2人だけ、というときがあった。これはチャンスと思い、冷凍庫にあるコロッケを揚げようと決めた。そこで、思い切って、安めのオリーブオイルで揚げてみようと思った。エクストラバージン・オリーブオイルは高すぎるので、ピュアオリーブオイルを買ってみた。

すると、驚いたことに、揚げるにおいがまったくといっていいほどしないではないか。じゃがいもを揚げてみたところ、いつもより甘い気がする。コロッケがサクサクに仕上がったのは、いつも通りでそれほど違いはなかった。が、食べたあとも「軽い」と思った。何よりも食べる側の罪悪感がない。だってオリーブオイルなのだから。

費用はかかるけど、思い切って変えてみてよかった。長い目で見ればこんな費用は大したことはないのだ。キャノーラ油にさよなら。そして、揚油はこれ、と凝り固まっていた「常識」を変えるに至ったのは深夜の話し合いだった。やっぱり話すことは大事だ。

冴えない日々とフィナンシェ

 何が、というわけではないけど連休からいまいち冴えない。体調は問題ない。何がうまくいってないかはなんとなくわかるけど大問題というほどでもないからこれと言って手を打たねばならないこともない。という日、ありますよね。これが連休明けの沈んだ感じなのでしょうか。それともただのホームシック...