24日。3連休の最後の日はフリーマーケットに行くことにした。代々木公園と国際フォーラムどちらにしようかと思ったが、なんとなく代々木公園にした。かつて(と言っても10年以上前)毎週のようにフリマに繰り出していた時期がある。何も買わなくても楽しかった。
十数年たった今、子を連れていった。出不精な子だが、ここ最近は、うまく運べば一緒に出かけるようになった…気がする。車酔いもしなくなってきた。成長している。
代々木公園はとても綺麗だった。紅葉が見頃な上に、朝早いせいか人も少
ない。よく整備されている。それこそ20代後半はしょっちゅうきていたなあと思い出す。寝そべって本を読んでそのまま眠ったことが何度もあった。
わたしがほしいものが見れなかったわけではなく、当時よりもものを減らすことに熱心なため、そんな簡単に買わない、というのもある。
NHKのほうに歩いて、渋谷から帰ることにした。たくさんの店の、11時の開店を待つ人たちで街はあふれていた。知らない店がたくさんあって、かつての渋谷とは変わっていることを感じた。そして久しぶりにスクランブル交差点を渡った。れっきとした観光地である。
25日、火曜日。
朝、マフィンを焼いている間に本を読んでいる。カート・ヴォネガットのスローターハウス・ファイヴはあと少しで読み終わる。さほど期待していなかったのに結構面白い。文は短い。知らない単語は多い。ついに観念して、電子辞書に電池を入れた。
曇り空で寒々しい朝だった。が、ふと顔を上げると、すごい赤が見えた。一瞬目を疑った。これは空の色なのか?と。あわててカメラを持って外に出た。そのあとも秒刻みに色が変わっていった。この朝焼けが見れたのはほんの5分間くらいだったと思う。そのあとは、あっという間に曇り空に変わり、雨まで降り始めた。
3日も休むとそろそろ仕事に行ってもいいかなという気になってくる。家以外での活動が必要だと思うようになる。ここ2日間くらいまた咳で眠れない夜が続いたので、これはいい加減に病院へ行こう、と24日夜に決心した。「もう治っただろう」と思ってから結局3週間くらい経つので、1ヶ月は咳をし続けていることになる。仕事をさっさと片付けて早退し、3時から病院へ。この病院には咳だけで何回お世話になっているだろうか。レントゲンもとったが以上なし。吸入と、去痰剤と、抗生物質を出してもらった。おかげで夜は、途中で起きずに眠れた。もっと早く行くべきだった。