つい最近、どこかで誰かからこれを聞いて、どこで誰に聞いた言葉だったのか、昨日の夜必死に思い出そうとした。だけど思い出せなかった。映画かもしれないし本かもしれない。誰かとの会話で出てきたのかもしれない。
いずれにせよ。
ここ最近のテーマ。「大切な人を大切にすること。」
家族、恋人、友達、自分にとって大切だと思った人を大切にすること。以前まで「本当に良い縁は、必死にすがり付く必要がなくて、自然についてくる」と言っていた。事実、今でもそう思っている。だけど、就職して3年目、そうとばかりも言ってられない気がする。大切だと思うならその気持ちを行動で示さなければいけないし相手に敬意を払う必要がある。学生時代に毎日会っていた友達が、仕事を始めて忙しくなって、突然疎遠になっていくのは全然珍しいことではない。そんなはずはないのにと思っているなら、自分はそう思っているということを相手にしめさなければいけない。信頼したい、そして信頼されていたい相手に対しては、常に素直で、誠実な態度でいたいと思う。まめにメールをするとか、電話するとかしょっちゅう会うとか、そういうことを言っているのではない。心から「相手を大切にする」ことを怠ってはいけない。気持ちの問題なのである。人に優しくしなさいとか、親切になりなさいとか、常にポジティブ、明るく振舞えとか、そういうことを言っているわけでもない。mm,説明の仕様が無いなあ。難しい別の言葉で言うと「リスペクト!」でしょうか。あんまりこの言葉は好きではないんだけど。リスペクト。尊敬とか尊重とかそういう言葉にすると重々しいんだが、リスペクト、だと結構しっくりくる。友達、恋人、家族をリスペクトすること。
あんまり今まで気付いてなかったなあ。結構強がっていたし、自己中心的だった。
どこかで誰かから最近聞いたその単純すぎるくらいの言葉が、ふときっかけになって、頭の中に、パーンと道が開けた。確かに、会いたいなあと思わせる人たちって、やっぱり誠実に接してくれている。話の聞き上手とかいうわけではなくて。
距離って無言でも勝手に開いていくから怖い。「最近連絡もらえないなあ。きっと嫌われているのかもしれない」とかヘンな勘違いでどんどん遠ざかっていく。そういうのって今までにたくさんある。そういうときに限って実はお互いに同じことを思っていたりするんだよね。
大学時代には全然考えなかったことを、就職してからこういう感じで考えることが多くなった。でも、プリンシプルは簡単で、しかも単純であることに気付いた。「大切な人を、大切にする」。たったそれだけのことだ。
Sunday 5 July 2009
ありがとうとカルボナーラ
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