Saturday, 16 March 2019

救急車 その1

今週は2回も救急車を呼ぶことになった。しかも連日。

水曜日。私だけでごはんを食べさせることになるのはわかっていたので新鮮な魚でも買おうと思い帰り道にスーパーへ。鯵が美味しそうだったので焼いて食べさせた。骨のある部分を口に入れたので「あ、吐き出して」と言ったものの手遅れ。痛い痛いと泣き出した。最初は冗談で言っていると思ったのだがどうやら本当に痛いらしい。午後6時半。2017年秋に救急車を呼んだことがあったがそれと同じ時間帯だ、と思いだした。小児科はちょうど閉まったばかりで、急患はまだ開いていない。こういう時間帯に病院に行くことになった人はどうしようもない。つまり救急車を呼ぶしかない。すぐに呼んだらすぐに救急車到着。どの病院に連れて行くか、救急隊の人たちが探してくれている。そしてようやく見つかって「車走らせます」というとき、赤色灯が点滅するのを見て子供はぴたっと泣き止んだ。痛くないのかと聞くと「いたくない」と答える。おかしなことだがだんだん雰囲気も和やかになってきた。いつも見に行っている消防署の人たちだったので顔も知られており「いつもの子だよね」と言われた。病院に着く頃にはけろっとしていた。「このまま乗せて帰ろうか」と隊員さんも冗談を言うくらい。

診察はしてもらったものの実際に骨が見えるわけでもない。結局救急車に乗って戻ってくるだけの旅だとなった。

帰りのタクシーでなんだか気持ちが悪そうだなと思ったら案の定タクシーが止まった瞬間に吐いた。車酔いしやすい性質らしい。これまでなんども同じパターンがあった。本人も驚いてイタリア語で「ケ コルポ」とつぶやいている。「びっくりした」の意味だ。

いずれにせよ何事もなくてよかった。とりあえず家に帰り子供を寝かせたあとで嘔吐物で汚れた服を洗った。やれやれ、で水曜日は幕を閉じた。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...