こちらピッツァ。我が家は週に1度手作りのピッツァが夕飯になる。家人がつくり、私は作らない。これが美味しい。これが習慣になってだいたい一年になるが、改良に改良を重ねた末どんどん美味しくなってきている。前回は「モッツァレッラは焼いたあとでのせる」ことにしたらしい。どうせ熱で溶ける。
さて春が近づいている。というか春ですね。近所に梅林で有名なところがあるが、今年初めて「あれ、こんなに梅って綺麗だったっけ」と気づいた。満開の時に見たことがなかったのか。顔を上げて歩いていなかったのか。それとも例年は寒くて、この時期に公園に行くことがなかったのかもしれない。なぜだろう、と考えたけどわからない。
桜とちがって上のほうに伸びた枝がなんとも日本の絵画を思い出させる。浮世絵にもあったかもしれないけど。菅原道真、ということばがすぐに連想される。満開は過ぎたように見える。
今年は梅まつりがなくて残念だが、それでも人出はすごい。駅で行われている民芸品や食器のお店が毎年楽しくて、毎日通るたびに見ている。一つ汁椀を買ったが、それ以外には結局買っていない。きのうお盆を買ったのだが、家に帰ってテーブルに置くとカタカタいう。曲がってしまっていたのだ。ということですぐに返品に行った。なかなかいいお盆に出会わない。今使っている無印のは、使いやすいが高い割にはいい木ではないと思う。こういう民芸品のほうがより味があって良い。
食器類はわざわざ買いに出かけるというより、ふと目にして、手にして「これは」と思ったものを買ったほうが良いと思っている。運が良ければ会える。アンテナをはっておくといい。出会いなのだ。
そもそも食器が足りなくて困るということはない。うちは3人暮らしだが、家の棚にある食器を数えたところ、おわんも平たい皿も全部合わせて20ぐらいしかなかった。それでも1ヶ月以上触ってもいない食器もある。そんなもんですね。相当いいものに出会ったときしか買う必要はない。
さて、きょうもがんばっていきましょう。