Tuesday, 3 December 2024

先生の電話と、父の入院と

学校での、子の様子を知らせるために先生から電話が来る。以前はそれほどこなかったのだが、知らされない限りこちらは「問題ないんだな」と思い込んでいるので、電話をもらうのは本当にありがたいと伝えたら1週間に1回くらいは電話が来るようになった。こちらも「そろそろだな」とかまえる。

声かけ?の成果あって、授業中の態度は以前よりマシになってきたらしい。これはよかった。ほめるに値すること。しかし体育と音楽はまだまだ問題だらけ。机、席がなくなるとコントロールできない。マット運動のときにほかの生徒のマットに行って邪魔になるしあぶない、と。

生活態度はあいかわらず困ることが多い、と。きょう言われたのは:

・列に並んで移動するときに一緒に並ばず1人で駆け出し、周りの生徒からも非難された

・「いただきます」を待たずに食べた

電話を切ったあと、本人に聞いてみたところ「たったそれだけで注意されるなんて」と納得いかない様子。とくに「いただきます」については驚いている様子でもあった。集団生活にはルールがあるんだから守らないといけないんだよ、というとふてくされて「ぼくはルールに従うと苦しくなる人なの」という。参ったなこれは、と思ったけど、これを「わかった、そうするよ」というまで言い聞かせたところで逆効果な気がしたので、小言は終わりにした。どうしたものか。

1年生の時からすると、進歩していることはたくさんある。たとえば、どうしたって宿題をしようとしなかったのに今学期始まってから自らすすんでやっていることがほとんどだ。私が帰宅してから「まだ宿題やってないの?」と怒ることがあまりない。そしてなによりも、朝学校に行こうとしなかったのに、それがない。朝ご飯、着替えを何も言われずともやり、ランドセルをしょって登校時間になるのを待っている。こんな日が来るとはなあ、と、去年と比べると別の人間のように思う。

別の話。

きのうから父が入院している。脊柱管狭窄症で手術をするからだ。手術は4日、明日なのに2日から入院する。振り返ってみても、父が病気、入院、手術をしたことは一度もない。手術することになった、と聞いた時は、やっと楽になれるんだなと思って「よかったね」と言っていたというのに、日にちが決まっていざ入院となるとどうもそわそわする。私の子は、おじいちゃんが手術するって、と聞いて「わー、聞かなきゃよかった」と言っていた。こわくていたそうでかわいそうだから、だろう。気持ちはわかる。「日にちが決まってもぼくには教えないでおいてよ」と言っていた。明日、弟が仕事を休んで母と病院に付き添うらしい。ちなみに私も仕事は休みなのに、付き添えない。ここにいるから。遠いから。なんだろうな、私も休みなんだけどな、なんかできるのにな、と、少しの無力さと、手の届かなさとを感じて涙が出る。そんな早朝。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...