Wednesday, 6 May 2009

京都でした。

久しぶりに新幹線に乗って京都へ行ってきた。何年ぶりだろう。5年?近いと思う。その5年の間に、イタリアには5回以上行った。今回は弟を訪ねるべくして行った。

しかし、ゴールデンウィークに行ったこと自体は間違いだったかもしれないと思った。混んでいたからだ。すさまじかった。どこまで行っても、人、人、人…。歩いた距離も相当なものだったが、その日に得た疲労感は間違いなく人ごみによるものであったと思う。

東京だって人は多かろうに…と、弟に言われた。確かにそうだ。人間がひしめいている。しかしながら、京都と東京の何が違うかって、それは規模が違う。東京は、京都より広い。人が多くても、分散するだけのスペースがあるのだ。

それに比べると、京都の街は小さい。さらに、行くべきところ、観光スポットが決まっている。だから、本当に文字通り、どこに行っても人だらけだった。あまりにもイライラして、目の前の人たちを、テレビゲームみたいに、ばばばばばば、と飛ばしながらジェット機のごとく突き進めたらどんなにいいだろうに、と思った。

観光はしなかった。そもそも観光目的ではなかったので別に惜しくもなかったが、もう少し自由に歩きまわれるくらいに、街が空いていると良かった。

それにしても新幹線って凄いんですね。

新幹線に乗ること自体が、もう5年ぶり?それこそ最後に京都に行ったとき以来だった。本当に久しぶりだったわけだが、便利さというか快適さに驚いた。

びっくり①
速い!!数字では分かっていたものの、実際に乗ってみるとその速さがよく分かった。品川~京都間で2時間10分だった。社会人1年め、通勤時間が2時間近かったことを考えるに…うむ、これだけ離れた土地まで着くのにかかるのも同じくらいの時間なのである。いやはや。

品川を出て、新横浜を出ると、次に着くのは名古屋である。それから次は…

既に京都なのだ。

品川と京都のあいだには、たったの2駅しかないのである。最初は「わー、旅だ」と意気込んで読書をする覚悟で本を用意していたのだが2時間くらいでは結局気合が入らず、読書しなかった。

びっくり②
席が広い!
これもわかってはいたことなのだが、あらためて感じた。足元が広い。飛行機より広いじゃないか。飛行機には年間10回近く乗るので、むしろあの感覚に慣れていたのである。とても嬉しかった。(わいわーい)と心中、叫びながら、ぐいーん、と、子どもみたいに背を伸ばした。飛行機もこうあってほしい。

なんかほかにもびっくりがあった気がするけど、まあこの2点にしておきましょう。

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つじり、をご存知だろうか。京都の有名なお茶屋さんで、そこの茶屋にあるパフェが全国的に有名である。東京のしおどめでも食べられるらしいが、実は京都より300円高い。そしてどうせ食べるなら本場で、というのもある。京都駅内の伊勢丹にもあるけど、せっかくなら祇園で、と考えるのが世の常というもの?だろう。

私も、何年も前に、食べたことがあるが、それはもう美味しかった。抹茶のデザートには目がないので、これはもうたまらなかった。

というわけで今回も行こうと思った。

私が何を書かんとするか、もうご察しの方もおられるだろう。

そう。人が多すぎて行けなかったのだ。すさまじい列だった。二日連続で様子を見に行ってみたのだが、それでもだめだった。だいぶ人が少なくなった時間帯に行って、「おお、これならたいして待たずともよかろう」と思ったら、前に並ぼうとしている客が「1時間半待ちです」と言われているのを見て、私たちは無言で後ずさりした。たまったもんじゃない…。

今度は、時期を外して、平日に行こうと思う。連休中の正しい過ごし方は、「東京にとどまる」
これに限ると思った。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...