たった今、新しい言葉を覚えました。
「エスパドリーユ」。
新しい温泉施設の名前ではありません。
やたらカッコいい名前に聞こえますが、いわゆる「室内履き」です。
そう、靴。
かかとがあって、ヒールの無い靴。
フランス語です。
espadrille と書きます。
もっと詳しく言うと、カタルーニャ地方のオック語が由来だそうで、オック語というのは、とても億劫な言葉だそうです。
(嘘です、すみません。)
元々、エスパルトという植物からつくられたことからこう呼ばれるようになったそうです。
いわゆる、わらじですね。
このわらじも、もはや進化したようで、明らかに元の形をとどめていないものについても「エスパドリーユ」と呼ばれているようです。
それはいわゆる「ウェッジソール」じゃないのか?と思われるものでも「エスパドリーユ」に分類されていたりします。
面白いもので、人は「あまり聞いたことのない響き」に魅力を感じる傾向があります。
特にファッション用語に関してはそうです。
「青」といえば良いものを「アクアブルー」とか「マリンブルー」とか呼んじゃっている。
(どう違うんでしょうね。)
カタカナ語っていうのは厄介なものです。
「ウェッジソール」というのは、その言葉どおり、かかとの形の種類のことを言います。
で、その素材がエスパドリーユと同じだった場合、名前は一体どっちを使うのでしょう。
「ウェッジソール」が人々に定着してきて、かっこよさが物足りなくなったのか、「ウェッジソール」の「エスパドリーユ」をもはや「エスパドリーユ」と呼んでしまうようになったのですね。
ああ、もうどっちでも良くなってきました。
Monday, 18 February 2013
お父さんの回復、12月の疲れ
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