Saturday 2 March 2013

朝からジャンゴ!

クエンティン・タランティーノの『ジャンゴ』を見に行った。
職場で映画チケットを安く買うことができたので500円で見ることができた。

朝9時から見てきた。さっき帰ってきた。
記憶の新しいうちに感想をば。

タランティーノ炸裂でした。
やりたい放題やったなー、という感じ。
タランティーノの映画を見ている人にだけわかる笑い、みたいなものがちりばめられていた。

【面白かったシーン】

①夜、襲撃に集まった人たちが、これからかぶるマスクについて論争を始めるところ。
目のところに開いた穴が小さいわけだ。
前が見えなくてもこの袋をかぶるべきか、それともかぶらないべきか、これだけの言い争いに5分くらい費やしているのだ。
タランティーノならではのぐだぐだ感。

②ララが撃たれるところ。
人物にフォーカスせず、あの距離から撮るのがまたなんともいえない。
超あっけない。

③馬車の上の歯。
しかも揺れる。


【クリストフ・ヴァルツ】
この人、本物の俳優。
以前もブログに書いたかもしれないが、『イングロリアス・バスターズ』で初めて見た時、この人の存在感に圧倒された。
名演技だと思った。
(実際、とても高く評価されたらしい)
これまでそんなにたくさんの映画には出ていない人だが「知的な悪役」を演じさせたらこの人の右に出る者はいないのではないか。
(実際、とても知的なのだろう。)
クリストフ・ヴァルツはこの映画でアカデミー賞をとった。
でもこれで「助演」男優賞なのか?
私の目にはほとんど「主演」のように見えたが。

【撃ち合いの音楽】
血しぶきが舞う中、ノリの良い音楽が流れてきた。
その瞬間、思わず笑ってしまった。
「Mr.&Mrs. Smith」もこんな感じだったなあ。
そもそもグロい映画は苦手なのだが、こういう感じだったら観れてしまう。

【サミュエル・L・ジャクソン】
登場してしゃべりだした瞬間、客席から低い笑いが起こった。
ちなみに何も面白いことは言っていない。
そう、そう、こういう感じなのだ。
あの南部訛りの英語を聞いただけで嬉しくなってしまう。
声が聞こえた瞬間に、パルプ・フィクションがよみがえり、また観たくなった。

【南部訛り】
アメリカ南部の英語だ、と聞いてすぐ分かるようになったのはいつごろのことだったのだろう。
英語を学び始めた当時、英語は英語でしかなかったのに。
黒人の英語がどうやら少し違うようだ、というのはなんとなく分かっていた。
米語と英語の違いもなんとなく聞き取れていた。
とにかく、意識するようになったのは映画を観るようになってからだ、というのは明らかである。
レオナルド・ディカプリオもいい役をしていた。
いい英語だった。

【結論】
もう一度、『パルプ・フィクション』を見たくなりました。

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