Saturday 21 July 2018

行き詰まる週末

疲れている。とんでもなく疲れているのだ。暑さと、こどもの「イヤイヤ」に。今週に入ってからは暑さが増したのでますますイライラしている。イヤイヤにイライラ。イラついてもどうしようもないのはわかっているが、爆発しそうになる。エアコンを入れて過ごしやすくするとこどもも少し落ち着く気がするのでそうやって時間を過ごしている。

ここ2ヶ月くらいだろうか、週末が怖い。前までは「こどもと一緒に過ごすのだ」と覚悟ができたのだが最近は「ああ週末がやってくる」と金曜の夜にどんよりしてしまう。原因はきっと暑さもあるだろうがこどもの成長によるものが大きいと思う。「ごまかし」がどんどんきかなくなってくる。行動範囲もどんどん広がってくる。寝返りしなかった時期が嘘のようだ。動き回るし、その速度も速くなってきた。土曜夜現在「あああと1日あるわ」と自分を励ましている。月曜までがんばれ、自分。月曜がこんなに楽しみに思える時がくるなんて思ってもみなかった。

泣き声が聞こえると逃げ出したくなるのだ。我慢ができないほど強度のストレスが自分にかかっているのがわかる。

そして、何をしても泣く。食べ終わっても泣く。オムツを脱がせても泣く。トイレに座らせても泣く。オムツをはかせようとしても泣く。服を脱がせても、着せても泣く。

昨日の夜は(毎日のことだが)歯磨きを嫌がって泣き、歯磨きが終わると「もう一回」と言って泣く。どっちだよ、と言いながら歯ブラシをとってやると首を横に振り「だだ(やだ)」と言って泣く。じゃあ片付けるよと言って歯ブラシを元の位置に立てるとまだ「だだ」と言って泣く。それを30分ほど続けた。限界だわ…と思ってしばらく放っておくが泣き止む気配はない。かなり根気強いのだ。

きょうもひどかった。午前中は道端で自転車から飛び出そうとし、公園に戻りたがった。家に無理やり連れて帰るとドアのところでひたすら泣いていた。ものすごい声量だ。

午後は、理由はなんだったかもはや忘れたが、昼寝後にまたひどく泣いていた。

そこで、ふと、何をする気もなくなった。しゃべる気さえなくなった。この人と何をして遊べば良いのか?何を話せば良いのか?笑顔さえ出なかった。youtubeでエルモを見たいとせがまれて、普段は制限するのだが、もうエルモでもなんでも見ればよい、と思った。パソコンを与えて泣かないでおくならそれで上等だ。表情も声も出ないまま、パソコンを渡してyoutubeを見せた。そうしないともう自分がもたない、と思った。ストレスとはちょっと違う。涙も出ない。一体私は何なのだろう、と思った。

もうちょっと楽に、そして涼しくなる日を気長に待つしかない。そうなのだ、待つしかないのだ。すべては時が解決する。今日あったことはもう忘れるべし。

「ものすごい成長している時だからね」という同僚の言葉に少し励まされている。イヤイヤがひどくて家に帰るのが恐怖なんですと同僚に話したときの会話のなかでの一言。そうなんだな、脳がぐるんぐるん動いてるんだなきっと。

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。  翌朝の万年筆カートリッジ...