Tuesday, 12 May 2020

初夏、午後3時半、消防学校(前半)

週に1回程度、職場に行く。やるべきことを短時間で片付ける。昨日もそんな感じで行ってみた。行きも帰りも結構暑くて、夏は大変そうだなと思いながら自転車をこいだ。職場に行く日は短時間でやることを片付けようとするものだから、昼ごはんを食べるタイミングを逃すことが多い。フリーズドライの豚汁をとりあえず食べたけどそのまま2時ごろ帰った。暑い中自転車で行き来するとだいぶ疲れてしまった。毎日やっていたことなのに、これが週一回になっただけでぐったり疲れる。通常通り再開したらやっていけるのだろうか。

職場で偶然会った同僚が「そういえば、この前消防学校の横を通ったんですけど、きっとお子さん喜ぶと思いますよ、あそこは。」と話してくれた。言われて思い出した。以前その近くに住んでいたこともあったのだった。どうしてその存在をここまで忘れていたんだろうなと思った。貴重な情報に感謝した。

家に帰って「そういえばね、消防学校が…」と説明をすると、子は行きたがった。しかし泣き喚きながら絶対にきょう行く、という。しまった、今このタイミングで話を出すべきではなかった、と後悔した。決して近くはないのだ。そして両親ともこんなに疲れているのに。明日の朝にしようよ、と言っても、きょう行くと言う。眠いのと退屈しているのがあってワガママとイヤイヤに拍車がかかる。「明日の朝行ったら中を見学できるかもしれないよ」と言って、実際に予約が取れるかもしれないと思ったので電話をかけてみた。

結果:
・個人での見学予約は受け付けていない
・そもそもコロナウイルスで学校やってない
・外からなら見れるけど訓練やってない

この旨を子に説明すると

「ぼくコロナウイルスなんて知らないよ〜!!!」

と(日伊で)言いながら号泣している。閉まってるらしいから行ってもしょうがないよ、と言うと「行って、閉まってるってことを見る」と言う。

このやりとりが30分以上続き、「ええい」と心に決めた私は「じゃあ行こう」と言った。「本当に行くのか」みたいな感じで子も少し驚いた様子だったが、本当に行った。子どもを後ろに乗せていくにはちょっと距離があるのと、大きな道路があるのであまり行きたくもなかったが、このまま夕方を迎えるわけにはいかなかった。それが3時半のこと。

(続く)


お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...