Sunday, 31 May 2020

お弁当騒動

前回も書いたとおり、この一週間で二回、お弁当を作った。これが予想以上に大変だった。普段から「お弁当なんて手抜きすればいいのに」とか「一品で済ませれば大したことないはず」とか言っていた。ところがどっこい、自分がやるとなると結構凝ってしまうのである。事実、こういうのが好きだ、というのもある。保育園のシーツとかプール用タオルとか、じゃんじゃかミシン動かして作ってしまうのと同じだ。創作することについては好きな上に結構得意なところもある。

しかもこれが、自分のためではない。自分が食べるのだったら全然こだわらない。子のため、しかも初めてきちんとしたお弁当となると俄然張り切ってしまうのだった。自分でも「やれやれ」と思った。

さて、やるとなると「何を作ろうかなー」と何日も前から考えてしまう。その間、頭のなかには10個くらいメニューが浮かんでいて、スーパーに行くとあれもこれもと買ってしまうが実際に詰め込める、あるいは時間内に作り終えられるのはそのうち3割くらいなものだ。

そしてどのお弁当箱を持っていくかについても考えなければいけない。私が高校時代に使っていたものを使おうかと思ったのだが、ふと、5年前に買った曲げわっぱが目についた。子供にみせると「うん」と言う。まあどれでもいいんだと思うけど。

ものすごくがんばって調査を重ねて、浅草本店まで買いに行った白木の曲げわっぱがうちにはある。なんと1万円くらいする。妊娠中に、ヘルシーにお昼を食べようと思って買ったものの、朝から料理する余裕なんて全くなくて結局ほぼ使わずに宝の持ち腐れ状態となっていた。それがここで役に立つのである。

1日目は、オリーブ、トマト、コーンで炊き込みご飯を作っておにぎりにした。
2日目は、オムライスにした。

経験を重ねれば要領が良くなってくるのだろうが、意外なほどに時間がかかった。今回は私が半分在宅勤務のようなものだったので作ることができた。これははっきり言って平日に仕事しながらやるものではない。無理である。当然だが、自分の準備と、子供の準備(朝ごはんと着替えと保育園の準備を含める)と、お弁当の準備を同時進行で1時間くらいで行うわけなので、何かを犠牲にしない限り、やっていけることではない。

そこで睡眠を削ったりして健康を犠牲にするのは最も馬鹿らしいことだと思う。完璧を目指さないのが大事だ。ま、今回は気合を入れてしまったけど。

ともあれ、明日から区立保育園は給食が始まります。2ヶ月ぶり!嗚呼、ありがたや、ありがたや。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...