2学期になった。授業再開。
夕方5時ごろになると自分がとても疲れているのがわかる。大したことはしていないのに、こんなに疲れている。その証拠に、この二日間は特に、こどもに笑顔で接することが減っている。これは自分でもわかる。こどもが「これみて〜」とレゴを持ってきたときに「どれどれ」と言って対応するのだが、これがまったく、楽しそうに対応できない。余裕がないというか余力がないというか。
身体がまだ8月のままなのだ。切り替えられていない気がする。しかも授業再開してまだ2日しかたっていない。そしてオンライン授業が入るので、体力の消耗はかなり少ないはずなのに。
一般的な勤め人からすると、私の生活は物理的にも精神的にもかなり余裕があるほうだと思う。自転車で仕事に行けるし、職場でも自由がきく。なのにたった2日でこんなに余力がなくなるとは。こどもの熱もあったせいか、この一週間はものすごく長く感じた。いや、九月第一週はだいたいいつもそんな気がする。「始業式が遠い昔のようですね」と同僚と話す。
土日はなにをしようかなと考えるが、やっぱりなにもしないのがいいのではないかと思うようになった。先週の土日も、なにもしなかった。この夏、コロナもあって、何日もの間、なにもしないで実家にいたわけだが、これで結構時間の過ごし方を覚えたように思う。ごろごろしていると太るんじゃないか、とか思うけど、太らないように食べる量を気をつければ良い。それでもプールぐらいは行こうかなあと考えているが、行ったとしてもまあそのくらいだ。合気道はやめておこう。コロナもあるのでちょっとひかえたい気持ちがある。というわけで、コロナのおかげで身についたことのひとつは「あきらめること」かもしれない。
「コロナが終わったら会おうね」と言い合う友人が何人もいる。去年ぐらいだと、本当に会いたいと思っていたが、最近、「本当に会いたいだろうか?」と思うようになった気がする。人に会わないことに慣れてしまった、とも言えるし、自分にとって心地よい縁がさらに見極められているとも言える。いずれにせよ、自由に人に会っておしゃべりできる日が早くきて欲しいのは事実。
涼しい。秋なのだ。先週のきょうはエアコンをつけて寝ていたのに、急に秋になった。秋になると新しい服が欲しいと思うことが多いが、ネットなどで見てもとくに欲しいものがない。これもコロナ効果か。