Wednesday, 23 July 2025
面談、負荷試験、サンドイッチ
Sunday, 20 July 2025
投票は気ままに
7時半ごろ、子といっしょに投票に行ってきた。てくてく歩いて、まあ暑いけど、耐えられる程度。500円渡して、コンビニで何買ってきても良いよというと、486円のフルーツサンドを買ってきた。高い。涼しいベンチで食べて帰ってきた。夏の朝の、ちょうど良い散歩。青空に、筆で書いたような、雲がしゅーっと流れていて、はあ7月だなという、暑いのになんだか嬉しいような気持ち。
投票について思うこと。
きょうの選挙はいつもより盛り上がっている…ような気がする。それでも投票率が高くはならないのかな。いや、高いというのは比べる対象によるのだろうけど。スウェーデンと比べたら、そりゃ低い、でも前回と比べたら高い、とか。
選挙に行くべき、というのは当たり前のことなのだが、あんまり大きな声で言えないけど選挙に行ってなかった時期が、長くある。まず、上京してから住民票を移していなかったため、投票の封筒が届くことがなかった。それが大したことだと思っていなかった。母親は、娘の住民票を移したくなかったと言っていた。
だからおそらく5〜10年くらい投票したことなかったのではないだろうか。今考えると信じられない。誰もそれに対して文句を言う人もいなかったし、友達と選挙の話題になることもなかった…と思う。たぶん。
そしてなによりも、政治に興味がなかった。これは、特に理由にもならないくらい。一般的に言われる「最近の若者は」に文句は言えない。そうです、そのまま。興味がなかった。いわゆる「行っても同じだろう」と思った。なにせ生まれたときから(与党は)自民党しか見たことがない。意見を出してひっくりかえるようなものだとは思っていない。そして選挙権があるのに手元に投票用紙がないという状態に慣れすぎていて行かなければいけないとは思えなかった。
どこかの時点で、住民票を移し、封筒が届くようになった。投票したという、記憶にあるのはこの10〜15年くらいだと思う。伊藤詩織さんの事件のあたりで「やばいことが起きている」と思うようになった。森友問題や、学術会議の任命拒否問題や、望月記者と菅さんがバチバチしているあたりで、あからさまなおかしさを感じるようになった。安倍さんのことは好きじゃなかったけど、「ぼーっとしてるとやばいな」と思わせてくれたのは安倍さんのおかげなのかもしれない。
子が生まれたこともあるかもしれない。人ごとだったいくつかの政策は、身近になった。
そのあたりでツイッターやらインスタやらが身近になってきて、コロナが起きて、ついにジャニーズも崩れて、今まで見てきたものは虚構の世界だったのか、というような、今。それは、ダメなことではなくて「世界は変わりうる」「常識も変わる」ということを、目の当たりにしているだけ。
投票というのは政治をよくわかった立派な大人がするものだと思っていた、というのもあるかもしれない。実際、よくわかってなくても投票していい。遠慮したり気を遣ったりする場所ではない。そういうことに気づいたのは、よくわからないながらも、最初の投票をしてみたから。何歳の時か覚えてないけど、とりあえず行ってみたから。今考えるとなんであんなのに票を入れたんだろう、とかある。たぶん。覚えてないけど。でもそれで良いのだと思う。またしばらくすれば、投票の機会は巡ってくる。間違いはないし、票を入れたことを誰かに責められることはまずない。
finalventさんのポリタスの記事を読むといいと思う。もっと「気まま」でいい、と。これでいいんだなと思える。やたらと「投票に行こう」と言われるとなんだか怒られているような気持ちになって萎縮してしまう(人は少なくないのではないかと思う。このあたり、日本人とくにそうかも。)けど、この記事を読むと少し楽になります。「票を入れたい人がいない」んだったら、消去法でいいと思う。投票においては、消去法=消極的ではない。時々思い出してこの記事を読む。
そんなに一生懸命考えなくても、直感でもいいと思う。そんな適当なことをやっていいのか、と思うかもしれないけど、参加する第1歩はそこから。あんまりにも考えすぎると投票できなくなってしまう。まじめな人ほど、結局投票しないということになりかねない。前回はA党に入れたけど今回はB党に入れる、という変更に、罪悪感も感じなくていい。なぜなら時代も考え方も人も変わるから。そもそも誰も見ない、責めない。
さて、きょうの結果、どうなるでしょうね。
Thursday, 17 July 2025
モデルとしての上司
自分よりだいぶ若い同僚が増えてきた。あまり今まで考える必要のなかったことを考えるようになったきた、と最近よく思う。仕事をはじめて18年間、自分が教わる側だと思っていたから。それが、ほとんど意識していないうちに、教える側に移行しつつある。年をとるというのはこういうことだ。
押し付けがましくもなりたくないし、おせっかいなのも嫌だ。かといって放っておくのも違うだろう。難しい。同僚が失敗したとしたら、それは同僚のせいではなく明確に指示をしなかった自分のせいかもしれない。
こういうときはやはり、自分がどうされて嬉しかったか、どうされたことが役立ち、今も生きているか、を思い出しながらやるしかない。
働き始めた1年目の上司が、とてもよかった、といまだに自分の運に感謝している。話もよく効いてくれたし、だいたい好きなようにやらせてくれて、さらに上の上司から怒られる前に、先回りしてカバーしてくれていた。仕事の速さと、ユーモアのセンスが抜群で、周りからの信頼もあつかった。あの「理想の上司」が未だに自分のなかには生きている。
「尊敬する人」というほどではなくても、いくつかのモデルを人生で持っておくと、迷ったときは歩きやすくなるかもしれない。
Wednesday, 16 July 2025
ビフィズス菌と朝食
写真1。
うちにある豆皿。いつもこれに、子が食べるためのナッツ類をのせる。おととい「あっ!」と言うので何かと思ったら「ビフィズス菌」
と。ほんとだ!!このテトラポッドみたいなやつはよく似ている。なんで知ってるんだろうと思ったら先日学校の図書館から借りてきた本にあった。一緒に読んだんだった。そして私もここ数ヶ月、腸内細菌についてよく読むので、言われてすぐにピンときた。それにしてもこどもはよく覚えているなあ。あの時のあの場面がこんなに頭に残っているのか、と驚いた。
写真2。
きのうの、子の朝ご飯。ふとならべてみたら顔みたいだったので写真をとった。あみえびとチーズのオムレツと、みそのおにぎり。このあとヨーグルトも食べた。ちなみにわたしはこんなにしっかりした朝ごはんは食べない。
朝、卵を食べるようになったのはこの1年くらいだと思う。その前は、朝ごはんを作る、というほどでもなく、パンとジャム、とか果物とか、そんな感じで終わっていた。それが、いつごろからか卵のリクエストがあるようになり、作ってみると、よく食べる。もしかしたら前からこういうしっかりしたご飯を食べたかったのかもしれないなと思うと少し申し訳なくも感じる。
そんな感じで毎日卵を焼いているとこちらもコツがだいぶわかってきた。スクランブルにならず、かといってとろとろでもなく、ちょうどよくまとめるためにはコツがある。しかし1個だけだし、深型フライパンをつかっているので、理想のオムレツとは程遠い。それでもちょっとずつ上手になってきた気はする。
さて、そろそろきょうのを作ろう。
Saturday, 12 July 2025
親は難しい、腸内細菌
涼しい。おととい夜の大雨からいっきに涼しくなって、夜でさえエアコンが要らなくなった。この天気がもう少し続けばいいのにと思っている。昨年7月のブログを見てみたら同じように「涼しい」と書いているので、こういう時期はあるのかもしれない。
子にどう接したらいいかわからない時がある。かわいいけどかわいいとばかりも言ってられない年齢。難しい。この子を傷づけているのかもしれない、と思うときがよくある。疲れていることを言い訳にはできないだろうけど、意地悪なことを言っているなあ、自分、と思うことがある。もっと肯定してあげないといけないのかもしれない。いっぽうで、叱るのは自分しかいない。親にそうされたくなかった、と思うようなことをまさに自分が繰り返していて、嫌気がさす。自分の器の小ささにうんざりする。まっすぐに伸びるはずのものを、自分がねじ曲げてしまっているかもしれない。考えすぎだろうか。親というのはこんなに難しいものなのだろうか。悩みも心配も尽きない。しかし暗くなってはいけない。
ここ数ヶ月、腸内細菌についてよく読んでいる。こんなに面白いのに今までどうして無関心でいられたのだろう、と思う。いくつか本を読むとだいたい同じことが書いてあって、「あ、これはこの人が誇張して書いているわけではないんだ」とわかる。腸と脳にはつながりがあって、腸の調子が良いと脳も調子が良い。逆もまた然り。
というわけでこの数ヶ月は摂取するものにたいする見方がだいぶ変わったと思う。身体に良いものを優先的に食べる。腸内細菌はどういう状態にあるのかなとイメージしながら。
さてきょうは土曜だけど出勤。準備します。
Friday, 11 July 2025
大雨、朝稽古
あと少しで夏休み。夏休みになったらスイっと動けるように片付けられるものは片付けておこう、と思う。病院とかクリーニングとかゴミとか、そういうものが頭にある。仕事も同じで。どこかでスタックしたくない。
きのうは朝から、子の学校に2回行った。午後は保護者会だったが、隣に座っている保護者が先生の話のあいだずっとスマホをいじっていて、何の悪気もなさそうだったので、これはもう珍しいことでもないのかもしれないなと思った。
きのうの朝は合気道に行った。めちゃくちゃ暑かったけど、エアコンが導入されたのでだいぶ楽だ。行くまでのほうが暑い。朝6時であってもずいぶん暑い。7時半ごろ、スッキリした気分であいさつをして帰る。6時半からこれだけ身体を動かすと、当然だけど、みなさん爽やかで満たされた表情をしていらっしゃる。こんなハッピーな人々、空間がこの世にあるのですよ。朝の7時半に、こんなに気持ちよく1日を始めている人たちが。朝稽古に参加しはじめて、本当に自分が変わったと思っている。朝稽古が終わると、もうその1日に悔いがないくらい満たされている。
夕方、予報通りにちょうど6時から雨が降った。大雨だった。雨の多い地域で育ったせいだろうけど、夏の雨は好きで、降る前はワクワクする。洪水とか地滑りとかはまた別の問題。
おかげできょうはずいぶん涼しい。エアコンいらない。さてきょうも仕事がんばろう。
Wednesday, 9 July 2025
スペリングビーとサンダル
確実に語彙が増えたと思っている。最初は知らない語をノートに書き留めていたが、そこまで必要なくなってきた。面倒になったというのもある。毎日出題される。以前はその日しか解けなかったがいつ頃からか過去も遡って解けるようになったので、少しこちらも怠惰になってきた。次の週の月曜には問題が消えるのでその前までには全問正解目指そう、という感じ。
単語帳というものでいざ勉強しようとすると、単語テストでもやってくれる人がいない限りやる気にならない。そういう私にはゲーム形式がちょうどいい。毎日知らない語に出会う。「入試頻出語」とかそういうわけではないのでかなりマニアックなものが多い。きょう初めてお目にかかったのはhamartiaという単語。ハマーティア。意味は「悲劇の主人公の性格的欠点」だそうだ。ギリシャ語由来。日本語もしょっちゅうでてくる。tatami, hamachi, tamari, honchoなど。
話は変わって。
サンダルが戻ってきた。何があったかというと、日曜に家族でプールに行った時のこと。着替えて更衣室から出てきた我が子が「サンダルがない」と言う。いつもの注意不足だろうと思っていたら本当にないらしい。係の人も探してくれたけど、なかった。同じブランドのサンダルが置き忘れてあったので、きっと誰かが間違えて持っていったのだろう。名前と電話番号を書き残してその日は去った。月曜は連絡がなく、まあ諦めるしかないかなと思っていた。そして火曜の夕方、ふと携帯を見ると着信が。これはもしかしてと思ったら、案の定、「それらしきものが届きました」とのこと。ありがたい。早速取りに行ってみると、間違いない、黒いサンダルだった。お礼を言って去った。
あきらめてもいいくらいに使い古していたのだが、いざなくなると惜しくなる。春に一回なくなった私の自転車も同じ。とにかく、よかった。
Tuesday, 8 July 2025
朝顔と空気質
Monday, 7 July 2025
ピーナッツ陰性、と自転車との別れ、oasis
これから先はヘーゼルナッツとくるみが残っている。
帰宅したあとで、新しい自転車を受け取りに行った。そう、新しいのを買ったのだ。ということはつまりこれまで15年近く乗っていた相棒と別れることになる。これがもはや信じがたく、ここ数日は乗るたびに「もうお別れか」という思いが募った。仕方がないのだ。サドルもブレーキもタイヤもチェーンもハンドルも全部かえてきた。それもボロボロになっていて、ついには心臓部分がすり減り、切り替えがきかない時がでてきて、自転車屋に相談しても修理をすすめられなくなった。いよいよ限界か、と思ってついに購入に至ったのだった。
自転車屋にはピカピカの、新しい私の自転車が届いていた。店に入ったらすぐわかるくらい目立った。
カゴを注文していなかったので、どうしたらいいか話したら、今使っているものを移植できるらしい。時間に問題はなかったのでその場でお願いした。
移植も整備も点検も防犯登録も終わって、いよいよ別れるときになったらちょっと涙が出そうになった。「よくがんばったな」と言って、頭を撫でるように、ハンドルの部分をポンポンとした。「ちょっと写真とっていいですか」と言ったら自転車屋さんが外に出してくれた。ガラケーしか持っていないので、仕方なくそれで撮った。ほんとによくがんばった。毎日往復1時間近くの出勤に付き合ってくれた。雨の日も風の日も、なんなら雪の日も、去年事故にあってぶっとばされた時も、この自転車といっしょだった。週7日で乗らない日は、まずなかった。感傷的すぎるだろうか。「この前、盗まれたんですけど、戻ってきたんですよ」と自転車屋さんにいうと「そんなことがあったんですか〜」と。
実際、盗まれたことも買い替えのきっかけだったと思っている。葬るなら自分の手で、お礼を言って、葬りたいと思った。
自転車を買い替える人たちはこんな気持ちがするのだろうか。
自動車を買い替える人たちも似たようなものだろうか。
自転車屋さんはこういうシーンをこれまで何度かみてきたんだろうか。
新しい自転車は、それはもちろん乗り心地がいい。ちょっと前より重くなった気もする。タイヤが少し太い。その分安全な感じはする。まだ「乗り心地最高」とは言えない。まだ「私のもの」になっていないから。
同じ日、地球の向こう側ではoasisのコンサートが開かれている。歴史に残るレベルだと思っている。
朝、できるだけ新聞を読むようにしている。ニューヨーク・タイムズでは「oasisが今度こそアメリカでうまくいくか」を書いていて、
久しぶりに1ページまるごと読んだ。「欧米」とは言うものの「欧」と「米」はだいぶ異なる、といういい例だ。
土曜は合気道の朝稽古。気持ちよかった。エアコンがきいているのにすごい量の汗をかいた。
日曜はプールと、いつものレストランと、韓国ドラマと、バーガーキング。週末はこうあるべき。土日とも、バナナブレッドを焼いた。軽いのであっという間になくなる。砂糖は15gに減らしてみたけど、じゅうぶん甘い。もしかして砂糖はいらないのかもしれない。
Sunday, 6 July 2025
Friday, 4 July 2025
「酒の力を借り」ない人たち
肌について不思議に思うこと
肌の話。 昨夜、レストランでの夕食にはいわゆる子育て世代の人たちが集まっていて、私以外に女性が3人いた。その中の1人はスイス在住。夏休みでイタリアに帰ってきているらしい。その人に向かってほかの2人が"bella abbronzata”(よく日に焼けている)と言っていた。...
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きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
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みてきました。雨だし、平日休みだし、いましかない!と思った。やっと行けた。子の友達がこのまえ見に行ってて、遊びにきたときに感想をどんどんしゃべろうとするので、それを聞くより先に見に行ったほうがいいなと思った。 正直なところ前作のほうが「すげー」だった。が、今回の目標は今までの話...
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7時半ごろ、子といっしょに投票に行ってきた。てくてく歩いて、まあ暑いけど、耐えられる程度。500円渡して、コンビニで何買ってきても良いよというと、486円のフルーツサンドを買ってきた。高い。涼しいベンチで食べて帰ってきた。夏の朝の、ちょうど良い散歩。青空に、筆で書いたような、雲が...