Sunday 22 February 2009

The Curious Case of Benjamin Button

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
The Curious Case of Benjamin Button

土曜日。仕事を抜け出して、近くの映画館へ。話題の映画を見てきた。
1800円という、割引もされていないプレーンな?値段で、映画を見たのはこれが初めてだ。それでも特に迷わなかった。そしてこの映画が見たかったのかといえば別にそういうわけではない。どうしても、この時間に、職場付近で時間をつぶす必要があったのだ。

自動販売機でCCレモン500ml を200円で買って席に着く。3時間は長いなと思ったのだが、なかなか濃い内容だったので、値段も時間も、価値のあるものだったと思う。

ただ、ブラッド・ピットが出てしまうと、やっぱりそこは天下のブラピ、であるわけで、サングラスかけて船上でキメてるカットなんかはもう、ソフトバンクのCMにしか見えなかったな。ブラピを見るのが楽しみであるいっぽうで、ほかの、無名の俳優がやったらもっと面白かったかもしれない、とも思った。

セレブリティは、そういう点で、困るだろうと思う。ブラピの例で言えば、彼はもうブラッドピットとしてのアイコンができあがっちゃってるから、みんな、無意識のうちにその役を「ブラピだー」と思いながら見るわけです。

その役が「ベンジャミン」として見られるようでなければならない。願わくば、その人がブラピであることを、見ている人たちが忘れるほどでなければならない。宮沢りえが昔そういうことを言ってたけど。
つまり、自分との戦いなわけですね。セレブリティを、どうやって払いのけるか。大変だなぁ。

ま、とりあえず、見に行ってみてください。私にとって印象的だったのは、デイジーとベンジャミンの2人が、新居に引っ越してから、部屋でじゃれあう連続カットでした。ぽかーんとするほど素敵だった。

あれが「映画みたいな恋」てやつなのかな、いわゆる。でも、みんな自分の恋愛を「映画みたい」って思っているんだと思うよ、実は。それぞれに、形は違えど、あるいは、他人に言わないけど、そう思っている気がする。 あるよね、ああいうの。日々を切り取ったらああいう感じになるさきっと。
どんな恋愛だって、映画になれる。

誰か作ってくれないかなあ、"The Curious Case of Martin Lewis" ... hahaha

ありがとうとカルボナーラ

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