Wednesday 19 August 2009

夏の終わり

昨日東京に戻った。イタリアから戻ってきたときほど暑さを感じない。お盆を過ぎてからだいぶ涼しくなってきたようだ。暑さ寒さも彼岸まで、と言うし…あ、それはお彼岸の話か。

夏の終わり、である。夏がもうすぐ終わる。どうしてもセンチメンタルな気分になる。他の季節が終わりを告げようとするとき、こういう感じ方はしない。春も、秋も、冬も、「ああいよいよだな」と思う。

なのに夏に限ってはどうも名残惜しいような、複雑な気持ちになる。それはつまり「夏休み」が終わるからなのかもしれない。他の季節の終わりには、休暇は無い。

いや、休みが無くても私はさみしがっているんじゃないだろうか。夏のあいだ普通に働いていたとしても。涼しくなりはじめたころは、まだいい。問題は8月20日を過ぎたあたりからだ。日の沈みかけた時間帯に、外をぼうっと眺めることが多くなる。やたらと人に会いたくなる。さみしい。祭りの後みたいだ。みんな忘れないで、みたいな気持ちになる。別に、なにを、というわけでもない。

だんだんあきらめがついて、結局は9月への切り替えを始めるのだが、やっぱりこの季節はセンチメンタルになる。夏が過ぎ去るのは、早い。7月下旬にピークを迎えたかと思いきや、もう哀愁漂っている。

さて。

身体のリズムをもとに戻すべく、今日は6時過ぎに起きて、8時過ぎから仕事に来ている。これに慣れていないと、後からきつくなると思ったから。おなかすいたなあ。

ありがとうとカルボナーラ

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