何か書けばすっきりするかもしれないと思ってペンを持ちノートを広げた。日記では無くてつらつらと頭の中にあることだけを書きとめていった。それから、めったに使わない手帳を開いて、ここ数日あったことを書き込んだ。普通、手帳というのは先に予定を書き込むものなのだが、私の場合それが逆になりがちである。
カモミールティーを飲んだ。そのあとベッドへ戻ったがそれでもだめだった。寝返りをくりかえした。「ま行」の同僚を探す、ということをやってみた。意外とこれに時間がかかり、おかげで眠りについたのではないかと思う。
「起きていなければいけないのに、眠くてしょうがない」よりも、
「寝なければいけないのに、眠れない」のほうが断然つらい。
生きているうちで経験した嫌いなことはたくさんあるけど、そのなかの1つだ。明らかに。
朝もまだ眠れるとは思ったけど、これ以上眠ってもまた夜眠りにつけないと思ったから起きることにした。天気がよいので散歩しようかな。