Saturday 24 January 2015

忙しかった週のたのしみ

今週がやっと終わった。めちゃくちゃ忙しかった。
金曜日以外は毎日、帰宅が8時を過ぎた。
この仕事はチームで関わっていて、途中でやめるわけにはいかない類のものである。
こういう日々があと数週間は続くようだ。

土曜になって今思うのは、よく具合悪くならなかったなあ、ということ。
家ではなんとかリラックスして睡眠時間も確保できたのでよかった。

最近の楽しみは、村上春樹が開設した「村上さんのところ」というウェブサイトを読むことである。
期間限定の読者⇔村上春樹交流サイトで、誰でも質問や相談を送ることができる。
それに対して村上さんが返事を書くというもの。
いずれ本になってまとめられると思うのだが、筆者の生の声を、リアルタイムで、こうやってウェブで読めるというのはなんとも贅沢なことだ。
何年も前に同じような交流サイトが開設されたらしいがその時点で私は村上春樹作品を読んだことが無かった。
今回は、開設期間中に私もひとつ送ってみようかなと思っている。

質問と答えを読んでいると本当に面白いものがあるのだがそのなかで昨日、「うんうん」と思ったことがあったのでその質問と答えをここに引用しておくことにする:


【質問】 
以前モラルについて「モラルというのは時代によって上がったり下がったりするものではない」(『そうだ、村上さんに聞いてみよう』p100)と、仰っていましたが、「おおらかさ」「寛容さ」についてはどうでしょうか? 勿論最低限のデリカシーは必要だと思いますが、社会からは「おおらかさ」「寛容さ」が失われ、叩けるものを徹底的に打ちのめす。その暴力は振り切るまで止みません。それは、神経症的なところまで来ていると思います。なんだか息苦しい社会だと思いませんか?  (ごんち、男性、46歳)

【こたえ】 
僕はできるだけインターネットは見ないように、テレビはつけないように、新聞は流し読みするようにしています。週刊誌なんかは電車で吊り広告を見ればじゅうぶんです。そうすれば、けっこう楽ですよ。ブログとかツイッターとかフェースブックとかLINEとか、そんなものただうっとうしいだけです。ゆっくりソファに座って、モーツァルトを聴いて、ディケンズを読みましょう。自分で自衛しなくちゃ。 村上春樹拝

「自衛」という言葉がなんとも良いではないか。
インターネットとの付き合い方はちょうど年始に考えたことだったのだが、やはり意識しておかなくてはならない。
ということでそろそろパソコンを閉じて図書館にでも行くことにします。

ありがとうとカルボナーラ

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