Sunday 28 April 2019

旅メモ、実家

忘れないうちに旅メモ。

昨日から郷里に帰ってきた。子どもを連れての旅である。4月の初めに二泊三日で一度帰ってきたので今月だけですでに3回目の飛行機搭乗となる。連休なので混んでいるかな、とか毎回やや不安はあるものの飛行機なので、新幹線とは違い乗車率160パーセントとかそういうことはまずない。どんなに「混んで」いたとしても席は必ずある。

朝はいつものように起きて、出発の2時間前ごろから準備をする。搭乗に関して言うと毎回が挑戦で「そんなの慣れっこ」ということはできないのだが、準備は回を追うごとに「慣れたもんだなあ」と思う。絶対に忘れてはいけないのはANAのカードと、こどもの保険証。それ以外はもし無かったとしてもなんとかなる。何せたった数時間の国内での移動なのだ。こどもの服は少し迷う。これを持っていくべきかどうか、とか。自分の服は靴下一足とヒートテック一つ以外は何も持って行かない。実家にあるものですべて事足りる。いつもの軽いスーツケースにこれらをぱぱぱと詰めこめば完了。

さて、家から空港までは珍しく電車とバスで移動することにした。理由は、①前回のタクシーが飛ばしすぎで酔った②午後の便なので時間に余裕がある ということ。実際のところ時間は余裕すぎるくらいあったのでこれは正解だった。羽田までのバスは、レインボーブリッジを渡るときの景色が結構好きだ。バスは座席も高いので眺めがいい。開けた海の眺めが気持ちよかった。

空港ではかなり時間に余裕があった。メルセデスベンツの店で車を見学してこどもは喜んでいた。

飛行機にのって離陸すると同時に子どもが寝た。これは助かる。私は身動き一つ取らずなんとかその眠りを続けさせようと頑張った。その結果、着陸の5分前まで眠り続けてくれた。素晴らしい。これがうまくいくことはめったにない。2歳8か月。記憶が正しければこれが27回目の搭乗である。すげえよ。退屈だから降ろせ、とかそういう泣き方をすることはあっても、飛行機自体に慣れなくて泣くこと(たとえば耳が痛いとか怖いとか)はほぼない。昨日初めて、離陸のときに外を見てすこし怖がっているようではあった。もっと小さいころはどうってことなかったものが2歳8か月になって「怖い」という感情が出てきたのだろう。おもしろいなあ
こどもが寝てくれたおかげで初めて機内プログラムを視聴することができた。映画って何があるんだろうなと思ったら「カメラをとめるな」があったので見てみた。しかしイヤホンもないし腕にはこどもを抱いておりあまり動けなかったので音声なしで、英語字幕で見るということになった。そして残りのフライト時間より上映時間のほうが長く、全部見れなかった。それでも、である。これは相当面白いなということが分かった。機会があったらあらためてちゃんと見たい。音声つきで。ほんとに久しぶりに映画見たなあ。
せいか、着陸前にだんだん具合が悪くなってきた。たぶん、だが、疲れているときこそ乗り物酔いしやすい。揺れている機内で頼むから早く着いてくれと思った。

迎えに来てもらって、車に乗っている間に少し眠ってしまった。少しごろごろして、夕方お風呂に入ったらだいぶすっきりした。9時ごろ就寝。

それにしても実家はいい。日々の戦闘態勢からしばし休戦状態に入ったような感じがする。ここにいる人たちは完全に私の味方であり理解者であり協力者である。自分を許してくれる人たちのいる場所が世界のどこかにあるというのはこれほどにも大きな安らぎを与える。

10日間まるまるここにいる予定。思いっきりごろごろするつもり。完全にスイッチ・オフさせていただく。

ありがとうとカルボナーラ

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