Monday, 27 May 2019

Bello, questo colore.

日曜朝。こどものオムツを変えようと、よっこらしょと抱えると、背中のほうから手を伸ばし、新しいワンピースを着た私の背中をさすりながら

"Bello, questo colore (この色きれいだね)"

と言った。驚いた。

イタリア語をしゃべることに驚いたのではない。絶妙なタイミングで、2歳の口から上手に褒め言葉が出て来るということに驚いたのだ。通常私には日本語で話しかけるが、これだけはイタリア語だった。それはそうだろう。 賞賛の表現が豊なのは、断然イタリア語のほうである。「だまってもわかる」文化ではない。日常で褒められるときもイタリア語で言われることが明らかに多いのでその表現が出て来るのは自然なことなのだ。私も通常日本語で話しかけるが、褒めるときはどうしてもイタリア語が出る。bravo!とかbello!とか、むしろ日本語でどう言えばいいのだろう?「良い子」?「かっこいい」?だいぶ違う気がする。

とにかく、ワンピースの色を褒められたのはとても嬉しかった。素直に笑顔になり「ありがとう」と言って抱きしめた。かわいすぎる。こうやってイタリア人は出来上がって行くのだ。

連休明け火曜、人間関係とか家族とか

職場に嫌な人がいて、どうしたもんかなと思っているのだが、思っているだけではなくてわたしの場合は愚痴を言う。 息をするように愚痴が出てくる。聞かされる同僚は気の毒だけど、これをためていてもろくなことはない。 かかわらずに過ごせたらいいけどそうもいかない。参ったなと思ってもこれで本当...