お盆が過ぎたので日本はそろそろ涼しくなってきたのだろうかと思ったらどうやらそうではないらしい。
この夏最高気温を記録しました、というニュースを見た。ふぅー。
ますます帰りたくなくなる。
ローマは本格的にすっからかんである。
先週末までにみんな旅立ってしまったからだ。
ローマには街路樹が多い。
たいていポプラや樫の木である。
多いだけではなく、大きい。何年前に植えられたのかは分からないが背の高い街路樹が茂っている。
そのまま茂ってしまっては通行の妨げとなる。
たとえば、信号が枝に隠れて見えなくなったりする。
というわけで時には枝の切り落としが必要となる。
ふだんの交通量を考えると、とても昼間にはできない。
そのため、人がいなくなるこの8月の休暇中を使い集中的に行われるらしい。
作業が始まる数日前には、赤と白のロープが歩道に、派手に張り巡らされていた。
しかも結構な距離である。
なんでそんなことをするのか、と思っていたら、ロープに紙切れがくっついている。
「枝を切り落とすから、下に駐車してたらあぶないよ」
と書いてあった。
うーむ。
なんという警告方法。
作業当日、朝8時ごろ、通りから「がががががが」と音が聞こえ始める。
歌声まで聞こえる。
興味深かったので外に出てみた。
怒っているのか、嬉しいのか、注意しているのか、歌っているのか、もうどうでもいいけど、とにかくおじさんたちが叫んでいた。
クレーン車にのって、すごい高いところの枝を、ばっさばっさ、と切り落とす。
下に誰がいようとお構いなしである。
通行人に注意を呼びかける人なんていない。
そんな担当は無いのだ。
歩く人が、注意して歩けばよいわけである。
しかもクレーンの先っちょで枝を切ってるおじさんをよく見ると、なんとヘルメットをかぶっていない。
どこまでいい加減なんだ。
ちなみにこの人たちはただの「作業員」であり、「庭師」とかではない。
樹の、どの部分の枝を切り落とすとバランスがいいとか、あまり気にしていないように見えた。
そりゃ切り落としすぎじゃないの、と気の毒に思えるほどに切り落とされた樹もあった。
ちなみにこの間、いきなり道路が片側封鎖された。
先に決まっていたことなのか、その日に決まったことなのかはわからないが、市の警察がやってきて交通整理をしていた。
そこに来る人たちは当然そんなこと知らなかったわけだから、車一台一台が、警察と話す羽目になる。
「木の枝を切り落とす作業をしていて、ここからさきは作業が終わるまで封鎖なのよ」
というのをいちいち説明している。
たちまち渋滞が起きる。
そもそも車の数が少ないので、まあそんな渋滞にはならなかったが、みんな「マンマ・ミーア」「しょうがないわね」と言いながら周り道をしていった。
近所の、おしゃべり好きのおじさんがとことこそこまで出て行って今度は警察と世間話を始めている。
ちなみにこのおじさん、住人いわく、経営しているはずの店では見かけたことが無い。
いつも妻と娘二人が店番をしている。
作業は2日かけて終わり。
おじさんもついにバカンスに出かけてしまい、しかも今日は日曜日ということで開いている店はほぼ無い。
お土産を探しに行くのは、明日にしよう。
海に行った
肌の話の次は、海です。 月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。と...
-
きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
-
みてきました。雨だし、平日休みだし、いましかない!と思った。やっと行けた。子の友達がこのまえ見に行ってて、遊びにきたときに感想をどんどんしゃべろうとするので、それを聞くより先に見に行ったほうがいいなと思った。 正直なところ前作のほうが「すげー」だった。が、今回の目標は今までの話...
-
7時半ごろ、子といっしょに投票に行ってきた。てくてく歩いて、まあ暑いけど、耐えられる程度。500円渡して、コンビニで何買ってきても良いよというと、486円のフルーツサンドを買ってきた。高い。涼しいベンチで食べて帰ってきた。夏の朝の、ちょうど良い散歩。青空に、筆で書いたような、雲が...