Sunday 19 August 2012

メール翻訳コンシェルジュ

つい3秒前に見たCMに腹が立って仕方ないのでここに記しておく。
外国語で届いたメールが瞬時に日本語に訳されるという機能についての宣伝だ。
CMには高校生が出てくる。
ALTの女性教員が、国へ帰ってしまうのでこの男子生徒は、好きだという想いを伝えようとする。
問題はその方法である。
なんと、自分の携帯(スマートフォン)に向かってしゃべるのだ。
しかも、
「僕は、あなたが好きです」と。日本語で。

すると空港で飛行機を待っている女性教員にそのメールが届く。
もちろん翻訳されて「I love you」と書かれたものを。

それを読んだ教員は、英語で何か入力する。
するとすると、それが日本語に翻訳されて生徒のもとへ届く。
「そのセリフを10年後に聞かせてください。」とかなんとか。

生徒は「よっしゃー」と、土手か河原のようなところで1人ガッツポーズをし、喜ぶ。

…というCMだ。


もう、何なんだこれは。
この国は本当に終わるぞ。

この生徒は、彼女の英語の授業で一体何を学んできたのだろう。
少なくとも1年、またが数ヶ月、この先生(しかも好意を抱いている)から英語を学んできて、I love youも自分で書けないとは!!
そもそも別れの挨拶というものは面と向かってするべきじゃないのか。
面と向かって言えなかったとしても、文法を間違ってもいいから何かしら英語で書こうとすべきじゃないのか。
その心意気があってこそ、先生も「教えてよかった」と思うだろうに。

そしてこのALTも同じだ。
日本に住んでいたんだったら日本語で書く努力をするべきだ。
どうして世界中どこに行っても英語母語話者は優位に立とうとするのだ。

ていうかそもそも「10年後に同じセリフを聞かせて」とか書いたらいかんだろう!
調子に乗りすぎである。
そんなこと言って10年後にこの坊主のことなんてどうせ忘れているだろうに。

この男子も、戻ってきたメールくらい翻訳機能無しで読むべきだ。
そもそも翻訳機能に頼っているようではこの金髪の女性との関係が恋愛にまで発展するのはほとんどありそうにない。

段々怒りが収まってきたのでこの辺で終わりにします。ふぅ。

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