Sunday 12 August 2012

タイランド

プーケットから帰った。
今度旅するときのために、または今後旅を考えている人のためにメモ:

今回は香港乗り継ぎのキャセイパシフィック。出発は8月6日。
特にずっと前から予約をしていたわけではない。なんとチケット購入は8月1日。
日本人のための日本語のサイトとなるとなかなか空席もなく、しかも10万円を越えるのだが、イギリスのサイトから見つけたらなんと7万円台でとることができた。

香港での待ち時間も1時間半程度で、目的地まで合計で時間は9時間ぐらい。悪くない。

ホテルはHorizon Resort & Spa というところで、パトン・ビーチの近く。
「ビーチから徒歩5分」と書いてあったが実際のところは徒歩2分だった。
つまり、朝起きて2分後には浜辺に座っていられる、という好立地。

雨季にあたるので、滞在中ずっと雨だったらさぞつまらないだろうなあ、と出発前に心配していた。しかしながら少しも雨は降らなかった。やや曇りがちな日はあったものの、天気は良かった。むしろ、良すぎた。陽射しが強い。少し歩くと汗が出る。そして当然ながら湿度は高い。

これぞ、エイジアン・モイスチャー、だ。こうでなくっちゃ。
最初に東南アジアに行った時は14歳だった。シンガポールに着いて、「押しつぶされるような、湿気」と感じたのを覚えている。生まれて初めてあれほど強烈な湿気に出くわしたのでよっぽど印象的だったのだろう。慣れない環境は苦しくもあった。マレーシアの雑多さに疲れ切って「もう行かなくていいや」とさえ思った。

それが今となっては、心地よくさえ感じるのである。
米の炊けるにおいと、香草のにおいと、人と、砂埃と、ありとあらゆるものがごちゃごちゃ混じったあの、通りのにおいが心地よい。
むわっとした湿気、熱気、活気の入り混じった空気が好きだ。

小さい頃は口にすることさえ憚られた食べ物―銀杏とか、いかの塩辛とか―が今となってはたまらなく美味しく感じるのと同じなのかもしれない。
テイストは変わるのだ。

同じ東南アジアと言えど、去年行ったベトナム、カンボジアとはまた全然違った。
例えば食文化なんて、こんなに近いのに、だいぶ違う。
ベトナム料理とタイ料理は一緒のレストランで作るべきではないな、とあらためて思った。
そういえばタイでは箸とナイフは使わないようだ。
スプーンとフォークだけで器用に食べていた。

ほほえみの国、と呼ばれるが、微笑むというよりむしろ穏やかな人たちという印象を受けた。
感情の起伏は思ったほど激しくなさそうだった。まあたったの4日間なので本当のところは良く分からないが、とりあえず私が会った人たちはいい人たちだらけだった。

もしここで1人でも嫌な人に会うと、私はきっとタイの人々に対してネガティブな印象を勝手に抱くのだろう。そう考えると、あのホテルの人々はきっと「国の代表」と言ってもいいくらいの心構えでサービスにあたってくれていたのだと思う。プロフェッショナルだ。


ところでみなさん、パッタイという食べ物は美味しいですよ。
もしこれからタイに行くことがあればおすすめする。
もしこれからタイに行くことの無い人でも、このためにタイに行くことをおすすめする。
そりゃ毎日食べれば飽きるとは思いますが3日食べても私は飽きなかった。



1日目

2日目

3日目
さて、続きはまた今度。気が向いたら書きます。

ありがとうとカルボナーラ

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