気温は高いのだが、家の中は涼しい。
隣の家といってもかなり距離があるので、家のなかにすうーっと風が入ってくる。
しかもその風も山から吹き下ろしてくる風なのでひんやりしている。
朝晩は寒いくらいだ。
息のあがったTシャツ。口をあけて「ほっ ほっ」
こういう、特に予定のない日中は畳の上に寝転がって昼寝をするのが一番良い。
東京に戻りたくないのだが、そうも言ってられない。
現実に戻らなければいけないし、現実と向き合わなければいけない。
どんなに嫌がっても、9月はやってくる。
そして今どんなに9月を怖がっても、すべては時間が解決する。
母親が育てているブルーベリーが豊作だったらしく、それを使ったジャムが大量にできていたので、そのジャムを使って私がタルトを焼いた。